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VWコラードG60水まわり交換 ポンでは付かない社外ラジエーター


こんにちは、アーリングのりょうすけです。
今回はVW初のスポーツクーペ、コラードG60の水まわり一式交換と
スーパーチャージャーのオーバーホールでお預かりです。



コラードも今や30年選手。ちょうど日本車で言えば
カローラレビンの86とは微妙に被らんけど92や101の時代のクルマ。
実は割とクラシックカーなワケですよ。


まずは水まわり&ラジエーターを交換
…なんですが、この社外ラジエーター



フツーに5cmくらい長さが違うんですけど!
軽くキレかけましたが、厚みも違うしコレは何用なのかを再確認。
コラードのエアコンなし車か、それともゴルフラリー用なのかって疑問からの作業


ていうか曲がってるし…


ラジエーターを取りつけるとスーチャーとのクリアランスが2cmしかないので
どう逃がすかがポイントなのと、ラジエーターの長さが違うので当然ながら
ファンシュラウドの位置も合わない。


そこでファンシュラウドの位置を合わせてステーを溶接。
コラード前期のラジエーターファンはちゃんと抑えないとメチャクチャ暴れて
異音の原因にもなるし、ファンの軸受けが暴れ出すので、しっかり固定しないと
リアルに危険です。


ラジエーターの取り付け前にリークチェックをしていたらアルミ溶接からイヤな音が…
ドライバーの先っちょあたりから漏れてて軽く絶望…


ラジエーターは今回交換せずに一度戻すかとも考えましたが、
そういえばウチの溶接機ってアルミ溶接できたよなと思い出し、
初めてアルミ溶接で盛ってみたら大成功!
これでラジエーター付けられる!


しかし、元より狭いところにサイズが違ったりで、ギリギリだけどなんとか収める感じ。
・アルミラジエーターの下部を固定するために穴を2発開ける
・ラジエーターとACコンデンサーとの距離を保ちつつ共締め。
・ファンシュラウドの固定
・ラジエーターが純正より背が高いので、ボンネットに当たらないように調整
・スーパーチャージャーとのクリアランスをキープ(加速時に接触するのを防止)
・そしてボンネットオープナーのワイヤーがコアサポートの間に入り、
 開けるのが渋くなるので、コアサポートを(手曲げで)逃がし加工
これらを全部クリアしてやっと取り付けられる極悪パーツでした。

引き続きスーチャー編へ…

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