ワークショップ・サムの棚網です。
前回ご紹介しましたアルファロメオ・アルフェッタ2.0ベルリーナの足回りリフレッシュに問題が発生。

オーナーさんが持参したドディオン・センターブッシュが、後期の6気筒モデル用で大きさが違っていたのです。
このアルフェッタは初期タイプでしたので、新たに探すことになってしまいました。
海外のショップを探したのですが、絶版になっていてありません。
そこで昔から付き合いのある日本の老舗ショップに相談したところ、なんと在庫していて譲ってもらえることに。
日本の専門店も捨てたものではありません。感謝です。
しかしセンターブッシュはポン付けできる構造ではなく、上下のワッシャーを剥がして再度組み立てる作業が必要となります。

アッパー／ロワ―・アームのブッシュとボールジョイントの交換は順調に完了。
アーム類とスタビライザーは、外したついでに塗装をしましたので美しくなりました。
最後に前輪のアライメント調整をして完成となります。
このように一筋縄でいかないのが、旧い輸入車の整備ですね。