ポルシェ911にもハイブリッド

公開 : 2013.05.15 10:55  更新 : 2017.06.01 01:53

将来のすべてのモデルについて、ハイブリッド・ドライブを搭載可能になると、ポルシェは語った。ポルシェ・パナメーラ・ハイブリッド・テクノロジー・ワークショップで、ダニエル・セマーは、電気モーターとクラッチがひとつのユニットとなった新しいハイブリッド・システムが、911を含むすべてのポルシェにフィットするようにデザインされることになるとコメントした。

この新しいハイブリッド・システムは、日常のスピードでは、ドラマティックなほど燃料消費を抑えることができるのだという。ポルシェのエンジニアは、その燃料節減を革命的とも語っている。

まずその第一段階として、新しいプラグイン・パナメーラで実証される。エンジン回転数を抑え、アイドリング・ストップを持つだけでなく、エンジン・オフの場合は惰性で走るプラグイン・ハイブリッドとなる。

第二段階としては2016年から2017年の間になるが、ポルシェの各モデルに搭載されることになる。この新しいハイブリッドは、自動的に電動、ハイブリッド、走行中充電、スポーツの各モードが切り替わるシステムを持つ。

新しいプラグイン・パナメーラはこの夏以降の登場となるが、更に2016年後半にデビューが予定される次世代のパナメーラに対してもポルシェは言及している。

それはMSBと呼ばられるリア・ドライブまたは4WDのプラットフォームが採用される。このMSBは将来的にはベントレーの各モデルにも採用される予定で、これは2017年にはフライング・スパーがハイブリッドとして登場することを意味する。

新しいパナメーラには、94bhpの複合型電気モーターと銅線のかわりにより軽いアルミニウムを使った配線、そしてエネルギー蓄電量が大きいバッテリーが組み合わせられる。3.0ℓのV6スーパーチャージャー・エンジンと電気モーターが組み合わさったパワーは、416bhp、60.1kg-mで、2095kgのボディながら0-100km/h加速5.5秒というタイムをもたらすという。

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