アルファ・ロメオ・ジュニアに登場したひとつの到達点 限定モデル『イブリダ・スポルト・スペチアーレ』が支持される最大の理由

公開 : 2026.08.28 17:00

販売も良好なアルファ・ロメオを牽引するモデル、ジュニアの限定車、『アルファ・ロメオ・ジュニア・イブリダ・スポルト・スペチアーレ』を吉田拓生が取材します。スペチアーレ=特別である、その理由とは。

もくじ

8月6日に導入されたばかりの限定車
アルファ・ロメオらしさに溢れる動的質感
ワインディングで実感するスポーツカーの血統

8月6日に導入されたばかりの限定車

AUTOCAR JAPAN sponsored by Alfa Romeo

アルファ・ロメオが勢いに乗っている。

ブランド全体を俯瞰してみると、FRベースのプラットフォームを得て復活したジュリアの登場、そして時流を汲んだSUVモデルであるステルヴィオやトナーレの存在が復活劇の基礎となっているように思う。

だが今現在、アルファ・ロメオ・ブランドを牽引しているのはジュニアだ。

アルファ・ロメオのラインナップの中でも、高い人気から販売台数を伸ばしているジュニア。

昨年6月に日本上陸を果たしたクロスオーバースタイルのコンパクトモデルは、日本のファンの心を速やかに掴み、街でもよく見かけるようになっている。

ではなぜジュニアにこれほどの支持が集まるのだろうか? そこにはいくつかの理由が考えられるはずだ。

スポルト・スペチアーレ専用の18インチアルミホイール。2023年に発売された33ストラダーレからインスピレーションを受けたデザイン。

ひとつは2020年で生産が終了したコンパクトモデルであるジュリエッタの後継が渇望されていたこと。

またブランドの伝統に則ったジュニアというネーミングや、往年のジュニア・ザガートを範とするコーダトロンカ形状のリアスタイルがアルフィスタの心を打たなはずがないだろう。

全長4195mm、全幅1780mm、全高1585mmのコンパクトなサイズは都市部でも有用。

実用性を担保するクロスオーバー的な車高や、1.2Lのターボエンジンと組み合わされたMHEVシステムも普段使いとスポーティさを兼ね備えた最新のアルファ・ロメオらしさを創出していると思う。

テールエンドを切り詰めた『コーダ・トロンカ』と呼ばれるデザイン手法。アルファ・ロメオによる往年の名車を想起させる。

だが、ジュニアが支持されている本当の魅力は、その走りの中に込められているはず。

今回は8月6日に140台の限定で日本導入がアナウンスされたばかりの『ジュニア・イブリダ・スポルト・スペチアーレ』をロングドライブに連れ出し、いま一度ジュニア・シリーズの真価を推しはかってみることにした。

アルファ・ロメオジュニア・イブリダ・スポルト・スペチアーレ

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

関連テーマ

おすすめ記事


Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法