【1991年から継続開催】三菱車だからこそ提供できるスターキャンプ!

公開 : 2024.09.15 07:05

三菱自動車主催の『スターキャンプ』が、9月6~8日に朝霧高原『ふもとっぱらキャンプ場』で開催されました。1991年以来、コロナ禍などの中断もありながら継続開催。今回で参加者が20万人を突破したそうです。

三菱が1991年に開始したオートキャンプイベント

三菱自動車主催のビッグイベントである『スターキャンプ』が、去る9月6~8日に朝霧高原『ふもとっぱらキャンプ場』にて開催された。

今回で20回目となる『スターキャンプ』は、1991年の開始以来、自然の大切さを学びつつ家族や仲間との絆を深め、三菱自動車との結びつきも強くすることができるオートキャンプイベントとして長きにわたって親しまれてきた。コロナ禍など、何度かの休止期間を挟みつつも継続して開催されてきたのだ。

デリカで参加するオーナーが多く、専用エリア以外でも多くの人々がイベントを満喫。
デリカで参加するオーナーが多く、専用エリア以外でも多くの人々がイベントを満喫。    高桑秀典

毎年、高倍率での抽選となっていたこともあり、今回のスターキャンプは当選組数を昨年の2倍となる600組に増やし、より多くのユーザーに楽しんでもらった。

また、会期を金曜日~日曜日の3日間としたこともトピックで、2泊3日もしくは金曜日~土曜日/土曜日~日曜日という1泊2日での参加も可能であった。

金曜日は平日なので、新規の取り組みとして、オートキャンプを楽しみながら仕事ができる新しいライフスタイルの『あおぞらリモートワーク』を提案。会場に設置されたWi-Fiを活用することができた。

そして今年から、三菱自動車の電動車(EVおよびPHEV)オーナー限定で、給電機能のみでキャンプに挑戦する『電気キャンプエリア』や、歴代のデリカ・シリーズのオーナー限定となる『デリカキャンプエリア』も設定された。

EVもしくはPHEVで『電気キャンプ』にチャレンジ

アウトランダーPHEVやエクリプス・クロスPHEVといった三菱の電動車でエコなキャンプを楽しめた電気キャンプエリア、愛車への想いが溢れるオーナー同士でのクルマ談議も満喫できたデリカキャンプエリアとも募集組数が30組で、一大勢力としてイベントを盛り上げた。

1968年に初代が登場したデリカは、2代目の乗用モデルとしてラインナップされたデリカ・スターワゴンの4輪駆動仕様が悪路を走破できるクロカンワンボックスとして注目され、その後継モデルであるデリカ・スペースギア、現行型のデリカD:5も、乗る者を冒険へと駆り立てるクルマとなっている。

今回初めて設定された電気キャンプエリアも盛況。
今回初めて設定された電気キャンプエリアも盛況。    高桑秀典

そのため、自然を感じ、体験できる朝霧高原『ふもとっぱらキャンプ場』のようなロケーションはデリカ・シリーズにぴったりで、今回初設定された専用キャンプエリアはどの方向を見ても絵になっていた。

また、アウトドアがよく似合うエクステリアデザインを採用した、クロスオーバースーパーハイト軽ワゴンのデリカ・ミニで『デリカキャンプエリア』に陣取ったユーザーも多く、その人気の高さを再認識することができた。

4輪を統合制御するS-AWCで優れた操縦性と高い走行安定性を実現している、アウトランダーPHEVやエクリプス・クロスPHEVといったクロスオーバーSUVも優れた走破性を誇っているので、自然との親和性が高い両モデルでのオートキャンプも今後のトレンドになるのかもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    平井大介

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事