【スターキャンプ2024でオーナーに聞く】2代目デリカ・スターワゴンは予想外の沼だった!

公開 : 2024.09.16 07:05

三菱自動車が主催するスターキャンプ2024 in朝霧高原では、新規の取り組みとして歴代デリカ・シリーズのオーナー限定となる『デリカキャンプエリア』を展開。その中で、2代目デリカ・スターワゴンのオーナーさんにお話を伺いました。

アウトドアに映えるデリカ・シリーズの存在感は圧倒的

去る9月6~8日、朝霧高原『ふもとっぱらキャンプ場』にて開催されたスターキャンプでは、新規の取り組みとして歴代デリカ・シリーズのオーナー限定となる『デリカキャンプエリア』を展開。

三菱自動車主催のオートキャンプイベントである『スターキャンプ』全体の当選組数が600組、そのうちデリカキャンプエリアの募集組数は30組だったが、アウトドアに映えるデリカ・シリーズの存在感は圧倒的だった。

今回はソロキャンプとなったが、普段は愛息たちとアウトドアライフを楽しんでいる。
今回はソロキャンプとなったが、普段は愛息たちとアウトドアライフを楽しんでいる。    高桑秀典

やはり、現行モデルであるデリカD:5やデリカ・ミニで参加したオーナーが多かったが、三菱車ファンの中にも旧いモデルを好む好事家がいて、1995年式の2代目デリカ・スターワゴンGLX 4WDにて『デリカキャンプエリア』を楽しんでいるユーザーがいた。

「第一次キャンプブームのときに親にアウトドアに連れて行ってもらっていたので、そのときの楽しかった思い出が現在の素地になっています。いま長男が19歳なのですが、彼が生まれたときに乗っていた(マツダ)アクセラにハイオクガソリンを入れるのが経済的にキツくなって、CX-5のディーゼルに乗りかえました。このタイミングでオートキャンプを楽しむか! となりました」

そのように話してくれた白土克典さんは46歳(レンタカーの仕事に従事)で、以前から欲しかった2代目デリカ・スターワゴンを6年前に購入。ディーゼルターボ仕様のデリカ・スターワゴンを買うきっかけとなったのは、地方転勤だった。

純正オプションのキャビネットを設置するなど車内は快適仕様

「ディーゼルエンジンなのでNOx規制があり、自宅がある場所では登録できなかったのですが、地方転勤となり、単身赴任することになりました。それで以前から欲しかった2代目デリカ・スターワゴンを迷うことなく購入。CX-5のディーゼルを下取りに出したので、余剰金で年式相応のコンディションになっていた外装をやり直すことができました」

長男、次男が中学生、小学生のときに2代目デリカ・スターワゴンを買ったが、地方での単身赴任中だったので愛息たちとオートキャンプを楽しむ機会はそれほど多くなかったのだという。

寝心地がいいキャンプ用エアーマットを敷いており、車内で安眠できるそう。
寝心地がいいキャンプ用エアーマットを敷いており、車内で安眠できるそう。    高桑秀典

ふたりとも大きくなった現在は再び同居しており、彼らが興味のあるイベントであれば一緒に来てくれるので、いまも昔も奥様は自宅で留守番しているそうだ。

車内にふかふかのエアーマットを敷いているが、さすがに3人で寝ると狭いので、テントを活用。全員がアウトドアで快適に過ごせるように工夫している。

今回の三菱自動車主催の『スターキャンプ』は愛息たちが参加せず、ソロキャンプとなったが、愛車を導入したときから申し込み続けてようやく当選(しかもデリカキャンプエリア!)したこともあり、2泊3日のフル参加でオートキャンプを満喫した。

白土さんは『DOC』という名のデリカ・オーナーズ・クラブに入っており、今回、計3人のメンバーが来ているので、仲間たちとの夜の宴会およびホワイトガソリンの火力を安定させる作業が楽しみとなったそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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