新型アウディA4オールロードをキャッチ

公開 : 2015.07.24 22:45  更新 : 2017.06.01 02:09

今年の終わりに発表を予定しているアウディA4オールロードは南ヨーロッパで最終的なテストを受けているところだ。

オフロード・ルックを与えられたA4オールロードは、セアトレオンXペリエンス、フォルクスワーゲン・ゴルフ・オールトラック、ボルボV60クロスカントリーなどとライバル関係となるモデルである。

第5世代のA4サルーンとアバントは、今年の秋から発売が予定されているが、その直ぐ後に、このオールロードも追加されることになる。

スパイショットからは、新しいオールロードは、先代と同様に高い車高といかめしいエクステリア・パーツが特徴であることがわかる。先代のオールロードは、通常のA4アバントよりも37mmほど高い車高だったが、この新しいオールロードもその程度の車高アップが予想される。また、トレッドは、高くなった重心位置をカバーするために広げられる。

インテリアはA4アバントと基本的に同じで、ブート・スペースは505ℓ、シートを折りたためば1510ℓとなる。また、キャビンのアーキテクチャー、トリム、オプション・リストなどについてもA4とほぼ変わりない。

エンジンは4気筒のガソリンおよびディーゼル、そして2第のV6ディーゼルが用意される。エントリー・モデルは150psのガソリンで、114kg/mのCO2排出量と20.4km/ℓの燃費を持つ。

また、2.0ℓのディーゼルは、150psおよび190psバージョンの2つがあり、150psバージョンは、99g/kmのCO2排出量と26.3km/ℓの燃費をマークする。また、この2つの他にも燃費を最優先した2.0TDIウルトラも設定される。

トランスミッションは標準が6速マニュアル、オプションで7速Sトロニックだ。

スタンダードなA4と唯一異なるところは、全モデルがクワトロ・システムが標準となることだろう。

価格は発表されていないが、サルーンにプラス£5,000(96万円)といったところ。今年後半に発表され、ワールド・プレミアは来年1月のデトロイト・モーターショーを予定している。

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