ベントレー・ミュルザンヌ・コンバーチブル、限定生産か

公開 : 2016.06.15 22:30  更新 : 2017.06.01 01:30

ベントレーミュルザンヌ・コンバーチブルは、その生産がキャンセルされたという噂もあったが、非常に限定された数ではあるがプロダクション化されることに決まったようだ。

AUTOCARも、このプロジェクトがキャンセルされたと考えていたが、2018年、あるいは2019年にスライドされただけのようだ。

2014年にベントレーはグランド・コンバーチブル・コンセプトを発表している。これは、ミュルザンヌをベースとしたモデルであった。しかし、このプロジェクトは、ベンテイガの開発のためストップしてしまっていた。

ベンテイガが無事にデビューした今、20台から30台という極く少数ではあるが、このミュルザンヌ・コンバーチブルの計画が再開したというわけだ。

価格は、ミュルザンヌ・スピードの£250,000(3,750万円)よりも当然ながら高価になる予定。ただし、そのコンポーネンツは、つい先ごろフェイスリフトが施されたばかりのミュルザンヌ・スピードとほぼ同一だ。従って、エンジンも537ps、112.1kg-mのパワー、トルクを持つもので、ギアボックスはZF製の8速オートマティックだ。

オープン化に伴って重くなる車重に対応してサスペンションは微調整されるが、ミュルザンヌ・スピードのエア・サスペンションは当然ながら移植される。

ライバルとしては£250,000(3,750万円)のロールス・ロイス・ドーンが挙げられるかもしれないが、ミュルザンヌ・コンバーチブルが限定生産ということを考えると、正当なライバル関係にはならないだろう。

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