ジーリー・コンパクトSUVをヨーロッパで発売

公開 : 2016.07.23 04:30  更新 : 2017.06.01 01:28

ジーリーのコンパクトSUVは中国企業のクルマとしてははじめてヨーロッパ市場で本格発売するために、アルプスを舞台にテストが繰り広げられている。

そのテスト・モデルは大きくカモフラージュが施されている。また、このテスト・モデルが、2010年にジーリーが親会社となったボルボとの関連性からスウェーデンで登録されているのも面白い。

コンパクトSUVはLというコードネームで開発が行われているモデルで、ボルボXC40などに使用される予定のコンパクト・モジュラー・アーキテクチャー(CMA)をベースに設えられる。

重いカモフラージュが施されているが、デザイン担当の上級副社長であり、前のボルボのデザイナーであったピーター・ホーブリーがデザインを担当している。彼はイエテボリにスタジオを構えているが、この他、ジーリーのデザイン・スタジオは、バルセロナ、ロサンゼルス、そして上海にあるという。

エンジンに関しては、ボルボと共同開発されたターボ付き3気筒、つまりT3ユニットが使われるものと思われる。

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