BACモノ、世界初の炭素シート、グラフェンを採用

公開 : 2016.08.02 04:40  更新 : 2021.03.11 15:57

BACモノは、グラフェンと呼ばれる革新的な炭素シートを世界で初めてクルマ造りに利用する。イギリスのメーカーであるBACは、このグラフェンをリア・アーチに使用することによって、パフォーマンスの向上を目論んでいる。

グラフェンは炭素原子1個分の厚さしかない平面状の物質であり、ハチの巣状の結晶格子で構成されている物質。カーボンファイバーよりも軽く、高い強度を持つもので、BACではこのグラフェンの使用によって重量を20%削減できるとしている。

この新しいモノは、マンチェスターのサイエンス・イン・ザ・シティ・フェスティバルで公開された。BACの共同創始者であり、開発ディレクターのニール・ブリッグスは、「軽量で且つ高強度なグラフェンの採用は、パフォーマンスの向上に直接結び付く。」としている。

ハイデール・コンポジット・ソリューション社のエアロスペース&防衛担当ディレクターであるエビィ・シャヒディは、「この素材は、剛性が高く、熱にも強い。この特性がBACモノのような高性能車輌に使用されるのは、非常に嬉しいことだ。われわれは更にBACと協力して、高性能素材を開発していきたい。」としている。

グラフェンは、2004年にマンチェスター大学で発見され、2010年にはこの実験結果によってアンドレ・ガイムとコンスタンチン・ノボセロフの2人がノーベル物理学賞を取得している。



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