明日から使える「2017年7月に売れた日本車」 週末AUTOCAR講座

2017.08.06

「週末AUTOCAR講座」日本車編。お題は、6月に相次いでマイチェンしたライバル関係のトヨタ・アクアとホンダ・フィット。7月の販売台数はどちらがリード?

Q:マイナーチェンジしたアクアとフィット。7月の販売台数はどちらがリード?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

7月の新車販売は、9カ月連続のプラス

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がまとめた2017年7月の全体での国内新車販売台数は、前年同月比2.9%増の42万7535台と、9カ月連続で前年実績を超えた。カテゴリー別では、

・登録車:前年同月比1.1%減の27万8517台(12カ月ぶりにマイナスを記録)
・軽自動車:同11.3%増の14万9018台(4カ月連続でのプラス)

という結果になった。

市場の動きに関して業界団体の関係者は、「登録車は新型車が牽引して前年実績超えを続けてきたが、7月はその新型車の供給や納車時期などがややずれた模様で、販売台数の伸びにはつながらなかった。軽自動車は昨年に燃費不正問題の影響で販売が落ち込んでいたため、その反動で2桁の伸びを示した」と解説。今後の展開については、「登録車は販売に一服感が出ているものの、新型車を中心に受注が比較的堅調なので、来月以降は回復する可能性がある。軽自動車は新しいホンダN-BOXなど販売が伸ばせそうな新型車がデビューする予定なので、プラスの継続が期待できる」と予想した。

A:台数についてはトヨタ・アクア

ホンダ・フィットの1万1908台に対して、トヨタ・アクアは1万2005台を記録。車名別の順位ではアクアが第5位で、フィットが第6位。一方、前年同月比ではフィットが24.1%増を達成し、アクアは23.8%減にとどまった。

意欲的なマイナーチェンジモデルに注目

市場の動向について業界団体の関係者は、「登録車は新型車を中心に好セールスを維持し、順調に成績を伸ばした。軽自動車は昨年に燃費不正問題の影響で販売が落ち込んだため、その反動で大幅なプラスを示した。今年の上半期で見ると、トヨタC-HRや日産ノートe-POWERなどのハイブリッドカーを中心とした新型車が販売を伸ばしたことに加え、軽自動車の反動増が出たことがプラスになった要因」と解説。


今後の展開については、「全体としては回復基調。トヨタ・アクアやホンダ・フィットなど車種別ランキングで上位の常連が意欲的なマイナーチェンジを実施してきたので、これらがどれくらいセールスを伸ばすかも注目ポイントになるだろう。また、上半期の成績が示す通り、今年は前年実績を上回る販売状況が続いている。昨年は年間の販売台数が5年ぶりに500万台の大台を割ったが、各メーカーが発売した新型車がこのまま需要を取り込んでくれれば、今年は500万台超えが期待できる」と分析した。

 
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