アウディ「パフォーマンス・モデルの開発は継続」 ただし「eトロンGT」最優先

公開 : 2019.03.18 11:20  更新 : 2021.11.11 13:20

アウディの役員が、高性能モデルはラインナップに欠かせないと語りました。電気自動車のeトロンGTをはじめ、SやRSモデルも小排気量化/電動化しつつ存続するようです。

もくじ

「スポーティなDNA」を維持するため
eトロンGTが最優先

「スポーティなDNA」を維持するため

アウディのパフォーマンスカーは「変わる必要がある」ものの、ラインナップには欠かせない存在であり続けるようだ。

同社の2019年プレス・カンファレンスで、HJ ローゼンビエラー取締役は、当面の計画はないものの、高性能なSやRSモデルは顧客の需要と厳しい排ガス規制に適合させていくと語った。

現行のRS6とRS4は既に排気量を縮小したV6エンジンに移行している。V10エンジンを搭載するフラッグシップのR8は、2022年に電動スーパーカーとして生まれ変わる予定だ。

先日発表されたeトロンGTは、アウディによれば、パフォーマンス・モデルの電動化における最初のステップであるという。

アウディは「スポーティなDNA」を維持するため、クアトロやR8と同じ傾向を受け継ぐパフォーマンス・アイコンの製造を続けていくとローゼンビエラーは語った。

スポーツカーのTTを何らかの形で存続させることも前向きに検討されている。

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