ビステオンe-Beeが日本でお披露目

2013.07.05

アメリカの自動車部品会社、ビステオンが2020年の新しい乗車のカタチとなる日産リーフ・ベースのコンセプトカー、e-Beeを日本国内でお披露目した。

e-Bee は、カーシェアリングや個人所有、短期レンタルを含め、自動車の新しい多様な利用形態を探るために設計されたモデル。タッチディスプレー式の操作を採用し、ドライバーのプロフィールをクラウドに保存することで、使う人が即座に、直観的でなじみやすい操作をできるようなデザインが採用されている。

電気自動車やハイブリッドプラットフォームと完全な互換性をもちつつ、有用な走行関連のデータを収集しクラウド等への送受信するなどインテリジェントなモビリティも実現している。このような移動ネットワークを、技術統合とシンプルで柔軟かつ簡素なデザインで実現しているのだという。

また、e-Bee には、最新鋭の技術だけでなく、すぐにでも応用可能で商品化できるようなものまで様々な技術が満載されている。

e-Bee の運転席のまわりには、走行情報を伝えるメーンディスプレー、タッチセンサー機能を備えた2つの小型ディスプレーなど、3つのディスプレー画面が設置されている。その小型ディスプレーは、ハンドルの両側にあり、簡単に指先が届く位置に配置されている。このディスプレイにより、車機器の制御とソーシャルネットワークへの接続の両方の動作を、簡単に素早く行うことができるという。また、ヘッド・ダウン・ディスプレーは、基本走行情報を表示する。

また、e-Beeは、地域ごとの設定、所有者ごとの設定、ドライバーごとの設定という3つのレベルでカスタマイズが可能だ。

ちなみに、ビステオンは、自動車部品やシステムを設計、開発、製造するメーカー。世界第2位のカーエアコン・メーカーでもある。

おすすめ記事

 
最新国内ニュース

自動車ニュースの人気画像