【3つの原因】NASCARやインディ なぜアメリカでモータースポーツが地盤沈下しているのか

2020.01.01

サマリー

日本におけるNASCARの放送がなくなることになりました。また、アメリカでもNASCARやインディなどのモータースポーツは逆風にさらされています。考えられる理由は3つ。桃田健史がまとめました。

もくじ

日テレ・G+、NASCAR16年間に幕
アメリカモータースポーツは邪道!?
モータースポーツ好きのはずのアメリカ人が……
アメリカでも、クルマばなれ!?

日テレ・G+、NASCAR16年間に幕

text:Kenji Momota(桃田健史)

日本テレビのCS放送「G+(ジータス)」は2019年12月上旬、2020年NASCARの放送予定がないことを明らかにした。

2004年から続いてきた、G+NASCAR放送が終わった。2020年から日本テレビに変わり、どの放送局が日本でNASCAR放映をするのか、現時点では未定だ。

アメリカのモータースポーツを主題とする国内番組は減少傾向にある。
アメリカのモータースポーツを主題とする国内番組は減少傾向にある。

筆者はこの16年間、同番組の解説者を務めてきた。また、それ以前には関西系のテレビ局が日本でのNASCAR放送権を持っており、同番組でも解説をしてきた。

日本ではマイナーなアメリカンモータースポーツを、日本のレースファンだけではなく、エンターテインメントとしてより多くの視聴者の方に楽しんで頂こうと、自分なりの工夫をしながら放送に参加してきたつもりだ。

しかし、現実は厳しい。NASCARが日本でブームは一度もなく、有料放送として収益性の高いコンテンツとなるまでには育たなかった。

NASCARと共に、アメリカを代表するインディカーレースについても同様だ。

日本テレビが放送権を持ち、「ツインリンクもてぎ」で遠征レースを中継し、また毎週レギュラー番組でアメリカンレース情報を流したが、結局大きなムーブメントは起こらなかった。

 

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