【A110のEV登場も】アルピーヌ、「ミニ・フェラーリ」めざす 911のように多様化 グループで重要な存在に

2020.10.20

サマリー

アルピーヌは今後の方向性として、「ミニ・フェラーリ」を目指すといいます。ルノーグループは新社長のもと、A110をポルシェ911のようにバリエーション豊かにし、アルピーヌをブランドの中核に据えたい考えです。

A110のバリエーションを増やしたい

text:Rachel Burgess(レイチェル・バージェス)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

アルピーヌは、EVを「スリリングでエモーショナル」なものにすることを重要課題とし、A110は複数のバリエーションで販売が継続されることになっている。

新社長のルカ・デ・メオによると、将来的にはルノーグループの戦略の中核となるだろうという。

アルピーヌA110
アルピーヌA110

先日、ルノーのF1チームが来季からアルピーヌに改名することを発表したばかりだが、デ・メオはこう説明する。

「(ルノーのように)財務的な問題を抱えている会社では、これをやめよう、あれをやめようと言いたくなるものです。しかし、これらを1つにまとめ、ミニ・フェラーリを作り上げることに可能性を見出しました」

「F1をビジネスの中心に置き、モータースポーツ、エンジニアリング、生産、流通を兼ね備えたブランドを作るということです」

デ・メオは、A110には未来があると信じていると語った。

「まず最初にしたいことは、ポルシェ911のようにライフサイクルを整理して、さまざまなバージョンを用意することです。そして、ビジネス上の課題を解決して、パートナーを見つけられれば、EVにすることもできるかもしれません」

「クプラ・ブランドの時と同じように、アルピーヌとルノーの間に接点を持つ方法を見つけられるかもしれませんが、それには信用が必要です。アルピーヌは、自分たちを未来に投影するための素晴らしい方法です。これが基本的な方向性です」

「アルピーヌには未来があります。簡単にはいかないでしょうが、わたし達は非常に強力な材料を持っているのです」

デ・メオによると、ルノーF1の元トップであり、現在はアルピーヌの総責任者でもあるシリル・アビテブールに、3~4年後にはパフォーマンス・ブランドとの競争に勝つという目標を与えたという。

 

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