【ヒュンダイの成長を示す】ヒュンダイ・コナ・ハイブリッド1.6へ試乗 競合はC-HRやキャプチャー

公開 : 2021.04.04 08:25

欧州では堅調な人気を誇る、ヒュンダイのコンパクト・クロスオーバー、コナ。マイナーチェンジを受けたハイブリッド版を英国編集部が評価しました。

もくじ

成長を遂げたヒュンダイを象徴するモデル
コネクティビティなど装備も充実
足を引っ張るトランスミッション
興味が惹かれるのは純EV版
ヒュンダイ・コナ・ハイブリッド1.6 GDi DCT ウルティメイト(英国仕様)のスペック

成長を遂げたヒュンダイを象徴するモデル

text:Piers Ward(ピアス・ワード)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ここ数年で大きく成長を遂げたヒュンダイ。それを象徴するモデルが、コナといえる。英国での販売も堅調で、ユーザーのニーズを幅広くカバーする多様なハイブリッドと純EVがラインナップされる。

高性能版の「N」も登場予定。ディーゼルエンジンも欧州では選べるが、英国では販売台数が少なく、ディーラーから外されたようだ。

ヒュンダイ・コナ・ハイブリッド1.6 GDi DCT ウルティメイト(英国仕様)
ヒュンダイ・コナ・ハイブリッド1.6 GDi DCT ウルティメイト(英国仕様)

そんな人気者のコナがフェイスリフトを受けた。デザインの変更度合いはさほど高くないものの、デイタイム・ランニングライトの位置が変わり、フロントノーズやフォグライトの処理も改められている。

リアまわりもバンパーを中心に造形へ手が入り、灯火類のデザインもリフレッシュ。ボディカラーに新色が用意されたほか、ホイールには新デザインが追加された。試乗車の履いていた18インチ・ホイールも、なかなかかっこいい。

好みはあるにしろ、見た目は美しいと呼べる類ではないだろう。でも充分に個性的。トヨタC-HRや日産ジューク、ルノー・キャプチャーなどライバルが多いカテゴリーなだけに、存在感は欠かせない。

ドアを開くと、10.25インチの大きなインフォテインメント用タッチモニターが目に入る。実際に押せるボタンも多く残され、見た目優先のシステムとは異なる。メーターパネルもモニター式になった。

サイドブレーキは電動式になり、クロームメッキのトリムが要所要所に配される。細かい部分だが、新鮮さを保てていると思う。

コネクティビティなど装備も充実

車載技術はかなり充実している。スマートフォンと接続できるアップル・カープレイとアンドロイド・オートは標準装備。エントリーグレードを除き、ナビゲーションとブルーリンクと呼ばれるコネクティビティ機能も実装される。

目新しい機能が、ラストマイル・ナビゲーション。目的地まで途中でクルマを停めて歩く必要のある場合、残りの区間をスマートフォンに転送してくれるものだ。駐車場の空き具合を示してくれる、ライブパーキング機能なども備わる。

ヒュンダイ・コナ・ハイブリッド1.6 GDi DCT ウルティメイト(英国仕様)
ヒュンダイ・コナ・ハイブリッド1.6 GDi DCT ウルティメイト(英国仕様)

この通信機能は有料なものの、新車購入から5年間なら英国では無料で利用できる。

レザー内装は、試乗車のアルティメイト・グレードに標準装備。シートにはヒーターとベンチレーションが付く。リアシート側にもヒーターが内蔵され、英国価格3万ポンド(450万円)以下のクルマとしては感心する内容だ。

リアシートは着座位置が高く、視界もイイ。そのかわり身長が180cmを超えるような大人の場合、頭上空間が制限されているから窮屈に感じるかもしれない。

今回試乗したコナはハイブリッド。1.6Lの自然吸気ガソリンエンジンは、143psと14.9kg-mを発生。1.56kWhの駆動用バッテリーと43psの電気モーターがアシストする。ケーブルを接続して充電はできない。

0-100km/h加速の時間は11.3秒。燃費は19.6km/Lがカタログに載る。もし電気のみで長距離を走りたいなら、純EV版のコナを選んで欲しいとヒュンダイは考えている。1.0Lのマイルド・ハイブリッド版も、英国には初導入となった。

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