パイオニアNP1とは何者なのか? その正体、解説します カーナビ/ドラレコ機能/アップデートについて

公開 : 2022.08.26 06:15  更新 : 2023.11.24 14:19

実走でわかった “心配なとき”は尋ねればいい

走行中のガイドは、「3つ先の信号を左です」「左車線を進んでください」「突き当たりを左です」と、“道案内が得意な友人”のような丁寧さで声をかけてくる。

しばらく道なりの場合には「10分程度道なりです」と案内してくれる。

NP1の予想時間通りに東京ドームに到着。取材班に好評だったのは、不安になったら尋ねられること、何度でも聞き直せること。指で操作する必要がないので、まるで道に詳しい仲間とドライブしている感覚だ。
NP1の予想時間通りに東京ドームに到着。取材班に好評だったのは、不安になったら尋ねられること、何度でも聞き直せること。指で操作する必要がないので、まるで道に詳しい仲間とドライブしている感覚だ。    AUTOCAR JAPAN

それに、走行ルートが間違っていないか不安な場合は、「エヌピーワン、この道で合ってる?」と聞けば正しいルートを走行していることを教えてくれる。

自車位置表示精度の高さ(測位にはGPSと内蔵Gセンサーを利用)を活かして、案内ポイントでは「この信号を左です」と直前のタイミングでも知らせてくれるので曲がり損ねてしまうこともない。

さらにMy NP1アプリと連携させていれば「この先の渋滞は?」と聞くと、ルート上の渋滞も知らせる。

案内音声を聞き逃してしまった場合は、もう一度聞き直すことも可能だ。

とても便利に感じられるのが目的施設に駐車場がない場合、目的地が近づくと周辺の駐車場を探してくれたり、Rettyの情報に基づいてクチコミランキング順に食事ができる施設をリストアップしてくれること。

さらにルート上の有名観光スポットも案内。初めて訪れる場所へのドライブでは大いに役立ってくれるだろう。

では、ドラレコ機能はどうなのか

NP1の機能の中で使用頻度が高くなるもう1つの機能が、「クラウドドライブレコーダー」だ。

本体の前方側と車内側には、フルHD画質(解像度1920×1080)で撮影ができる2つのカメラを搭載し、車両前方と車内、車内越しに車両側方&後方を同時に撮影できる。

前方用と後方用(車内向き)の2カメラを備えるドライブレコーダーでもある。
前方用と後方用(車内向き)の2カメラを備えるドライブレコーダーでもある。    AUTOCAR JAPAN

前方からの衝突だけでなく側突、割込み、後方からのあおり運転、暴漢の乗り込みなどさまざまな状況の証拠を捉えられるわけだ。

しかも映像は非常に鮮明で、自車周囲の車両のナンバープレートやドライバーの顔まで認識することが可能。夜間も明るく撮影ができ、車内については赤外線LEDによって照明がない場所でも後席の状況がわかる。

通常は一般的なドライブレコーダーと同様に、本体内のマイクロSDカードに映像を保存する。

しかし、大きな衝撃を受けた場合や、ドライバーが「エヌピーワン、録画して!」と音声で指示した場合には、パイオニアのサーバーに5GBまでの映像を保存。

これにより何らかのトラブルでマイクロSDカードへの書き込みエラーがあっても録り逃さない。ドライブレコーダーとしての信頼性がきわめて高い。

また、My NP1アプリ上での映像確認ができ、Wi-Fi経由でスマホへのデータダウンロードもOKだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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