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シトロエン・プジョーの1.5HDiエンジンの問題

RS-UNOの星野です。
 
2023年ごろからEU圏ではステランティスグループの柱となるエンジンの1つ
DV5系ディーゼルエンジンにリコールが発生して
いろいろと問題が起きているようです。
 
昨今、ガソリンもディーゼルも問題だらけです。
そんなところも大きく販売題意数を落とした原因かもしれません。
 
このディーゼルは、フォードとの共同開発で2017年にデビューしたエンジンで
1.5HDiが欧州ではリコールになっています。
ちなみに日本では、まだリコールは出ていません。


彼の地では2017年10月から2023年1月までに生産された車両が対象のようです。
 
リコールの問題点(フランス国内で93万台以上が対象)
このエンジンのカムは2本(DOHC)で、チェーンでつながっています。
このチェーンが想定よりもかなり早く摩耗して伸び、吸気側のバルブを打って
エンジンが停止、走行不能になる事象が発生します。
最悪は、チェーンが破断して大きな損傷を与え、エンジンヘッドを壊してしまうようです。
 
チェーンが摩耗・破断の原因
オイル粘度の問題で摩耗が進み、異音が発生して最悪はエンジンが壊れ走行不能に。
対策として、チェーンの幅を7mmから8mmに交換しているようです。
 
指定オイルはトタルで、初期は0W-30、その後0W-20に変更され、
そして現在は専用オイルをトタルと共同開発して、5W-30に変更されています。
この最新のオイルは、日本国内にはまだ流通していません。
 
今後、この摩耗を詳しくご説明したいと思います。

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