クルマ漬けの毎日から

2020.10.31

この1週間、クロプリー編集長は「いつか運転してみたいクルマ」について考えました。そして、リストアップした候補のなかから、最終的に2台に絞り込むことができました。さて、それはどのクルマでしょうか?

【クロプリー編集長コラム】いつか必ず…… 運転してみたいクルマ

もくじ

どうしても乗りたい 2台
運転できる機会は?

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

どうしても乗りたい 2台

まだ運転したことはないが、いつか乗ってみたいクルマは何か?

今週はこのことをずっと考え、候補をリストアップしていた。

1928年製のオースティン・セブン(チャミー)。後方はマクラーレン・セナ。

この場合、「いつか乗ってみたい」という点が重要だ。というのも、まだ運転したことのないクルマをすべて挙げていったら、ものすごい数になってしまうからだ。

あれこれ考えた結果、どうしても乗ってみたいクルマを2台に絞り込むことができた。

1957年のロンドン・モーターショーで発表された初代ロータス・エリート。1963年までに1000台余り製造された。

1台は、1950年代後半に誕生し、早くもグラスファイバーのモノコックボディを与えられた初代ロータス・エリート。

コベントリー・クライマックス製のエンジンが搭載されている。

そしてもう1台は、1920年代のオースティン・セブン。愛称で「チャミー」と呼ばれるシンプルなモデルを、いつか走らせてみたい。

運転できる機会は?

そこで早速、ロータスのエキスパートで友人のポール・マティに会いに行こうと考えた。

だが、マティに連絡を取ったところ、残念なことがわかった。

彼が経営する販売店では、極めて程度のよいエリート・シリーズ2の在庫をつい最近まで持っていたのだが、およそ6万ポンド(820万円相当)で売れてしまったというのだ。

本当に残念だ。

一方、オースティン・セブンについては、オースティンが大好きなニック・サーモンに問い合わせてみた。

サーモンによれば、2022年7月にはオースティン・セブンの誕生100周年を祝って、1週間にわたってイギリスで記念イベントが開催されるという。

それならば、100周年にはセブンを運転できる機会があるかもしれない。

あなたにとって、いつか必ず運転してみたい1台は、どのクルマだろうか?

 
 

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