クルマ漬けの毎日から

2024.08.03

今年もイギリスで「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」が開催され(7月11日~14日)、クロプリー編集長も取材に出かけました。その1日をお伝えします。

グッドウッドに登場! フォードの新型EV「カプリ」【クロプリー編集長コラム】

もくじ

新型フォード・カプリでヒルクライム
トヨタ 欧州部門CEOにインタビュー

新型フォード・カプリでヒルクライム

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを取材し、バタバタとした忙しい1日を過ごした。というのも同僚たちから次々と「お願い」のメッセージが送られてきたから。グッドウッドはいつも、ニュースでいっぱいなのだ。

スタントドライバーのポール・スウィフト氏(右)とクロプリー編集長(左)

この日、私にとってのメインイベントは、スタントドライバーのポール・スウィフトが運転する新型フォード・カプリに同乗し、超高速のヒルクライムに参加したこと。カプリをどこかで停めるたびに、「このクルマはまったくカプリじゃない」と批判的なことをわざわざ言いに来るジャーナリストが何人もいた。

新型カプリに異議を唱える人たちに、1つ覚えておいてほしいことがある。それは、フォードグループが「カプリ」という名を使用するのは今回で4度目であり、2度目ではないこと。

この新型はとてもよくできたクルマ。また「カプリ」というイギリスでよく知られた車名が、ある種の親近感をこの新型EVに与えている。一方、今回グッドウッドに出展された新型EVのうち9割は、なじみのないクルマだった。

ドライバーのポール・スウィフトは、もし1980年代に製造終了となったカプリがそのまま継続されていたとしたら、このようなカプリになっていただろうと語った。これは理にかなっている。かつてヨーロッパで人気だった2ドアのカプリは、30年近く経過した今、バッテリーパワーを持つ4ドアモデルになった。車高はずっと高くなり、車重も増加し、EVとして生まれ変わったのだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。

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