1714台のカングー集結　ルノーカングージャンボリー2019

公開 : 2019.06.08 10:50

「ルノーカングージャンボリー」が開かれる時、山中湖畔の道路はカングーで埋め尽くされます。新記録となる1714台が集まった会場の様子を、写真30枚でレポート。

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第11回目となるルノーカングージャンボリーには、過去最多の2422台が集結。そのうちカングーは1714台で、過去最多を記録した昨年を341台上回る盛況ぶりであった。

開会式の後は恒例の記念撮影。フレームに収まりきらないほどの人たちが参加してくれる。今年の来場者数は、5019人を記録。その熱気もあってか小雨模様だった天候もどんどん回復していった。

テスト的に開催されたのが「プチトゥインゴジャンボリー」。初回ということもあり50台を予定していたが、67台が集結。現行型を中心に歴代トゥインゴが集まった。

遠方から訪れるユーザーも多いため、ゲートオープンは早朝5時と早い。それでも朝から続々とカングーが入場し、イベントの人気の高さを伺わせる。

続々と入場するカングーたち。愛車を駐車したら、まずは快適な一日を過ごすためにタープやイスなどの準備を行う。とにかくのんびり過ごすのが、このイベントの醍醐味なのだ。

早朝は雲が多く小雨がぱらつくこともあったものの、次第に回復。暖かく過ごしやすい一日となった。色鮮やかなカングーが並ぶ光景もより美しいものに。

カングーのメインエリアのひとつとなる「原っぱ」は、早くからカングーで満杯に。天候に恵まれると、山中湖越しに富士山を拝める絶景スポットなのだが、今年は雲が多く山頂がわずかに顔を覗かせた程度となり、残念。

ステージのコンテンツを楽しもうと、今年も多くの参加者たちが観覧に集まった。今年は、大道芸の披露やショートムービーの上映会なども実施された。

ステージMCは、自動車雑誌ティーポの佐藤孝洋さん（左）とカーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子さん（右）が務めた。今年は会場各所からYouTubeでの生中継をおこなうなど新たな取り組みも……。

開会式で参加者を出迎えたルノー・ジャポンの大黒司代表取締役社長。今年も全国各地から集ったルノー＆カングー・ファンたちを歓迎した。

スペシャルゲストとして、ルノー・ジャポンがサポートするプロアスリートが招かれた。トレイルランニングの上田瑠偉選手(左)、プロ・バスケットボール・チーム「東京エクセレンス」から椎名雄大選手(中央)と上松大輝選手(右)。キャラクターは、チームマスコットのtexだ。

恒例となったTVKの番組「クルマでいこう！」の収録を実施。ステージには、MCの岡崎五朗さん(右)と藤島知子さん(左)、そしてルノー・ファンにはすっかりおなじみのルノー・ジャポンのフレデリック・ブレンさん（中央）の3名が登壇した。

メインステージ前にはステージイベントを楽しもうと、早くから参加者が日よけのテントを設置するなど賑わいを見せた。

撮影スポットには様々なフォトフレームを用意。家族やカップルなどが仲良く記念撮影を楽しむ姿が見受けられた。

参加者たちのお楽しみがフランス菓子の名店「ピエール・エルメ・パリ」のマカロン。まさに五感で感じる最高のフランスだ。今年も難病と闘う子供たちを支援するための募金活動の一環として、マカロンが振る舞われた。

働くカングーの展示も恒例に。スポーツブランド「ルコック・スポルティフ」の黄色のカングーには装着された、パリ在住のスポーツ・イラストレーター「グレッグ・ポデヴァン氏のイラストがワクワク感をプラス。

ルノー新車展示コーナーはカングーに限定。展示車には様々な純正用品が装着され、今後の愛車のドレスアップの参考にしようとする参加者から熱い視線を集めていた。

今年の限定カングーは「エスカパード」。車名はフランス語で、日常生活から少し離れて息抜きに出かけることを意味するそう。「マロンショコラM」のボディに様々な専用装備を装着したもの。限定数は200台で価格は265.9万円。

メインステージ・エリアとカングー・エリアを結ぶ通路は、マルシェ・エリアのひとつ。地元の食材やグルメ、グッズなどの販売も行われた。

ファン待望の「コカングー後期型日本仕様」の1/43ミニカーが先行販売。モーターファン別冊ニューモデル速報インポート編集部監修の数量限定品。スパーク製で4色のバリエーションが用意され細部の作りこみに注目だ。価格は1万778円。

気軽に買えるカングーのミニカーも。こちらは、ライフスタイル・ブランド「niko and…」とのコラボアイテムとなるカプセルトイの「ルノーカングー・ミニチュア・コレクション」。全6種類で価格は400円と手ごろだ。どれが出るかはお楽しみ。

多くの参加者たちでにぎわうカングー・エリア。コラボアイテムなどが手に入るマルシェ・エリアも設置された。

カングー・エリアでのお楽しみのひとつが、カングー・オーナーによるフリーマーケット。オーナー拘りのハンドメイドグッズから子供のおもちゃ、カングーのパーツまでと販売されるものは実に多彩だ。

カングージャンボリーでは、駐車エリアで家族や仲間とのんびり過ごすのも楽しみ方のひとつ。快適に過ごすためのアイテムもユーザーの拘り。これも積載性に優れるカングーだからこそ。

愛犬と共に楽しい時間を過ごせるのも同イベントの魅力。ドックランでは、飼い主と愛犬のドッグスポーツ「ドッグエクストリーム・チャンピオンシップ競技」のデモや体験教室なども実施された。

プロ・バスケットボール・チーム「東京エクセレンス」の選手たちによる子供向けバスケットボール教室も盛況だった。

メインのカングー・エリアとなる「原っぱ」と「広っぱ」だけでなく、サブスペースであったカングー・エリア3も、この通りたちまち満杯に……。

参加台数の大幅増となった今年の要因のひとつは「コカングー」こと初代カングーの参加が再び増えたことが大きいのではと筆者は分析する。それだけ「コカングー」の参加が多かったのだ。

プチトゥインゴジャンボリー会場で隣同士となった初代と現行型の3代目。時代が流れ、メカニカルな変化は生じたものの、その扱いやすさと愛らしさはしっかりと受け継がれている。

個性豊かなカングー限定車が集結する同イベント。2017年10月に発売された「フォーミュラ・エディション」は30台限定と希少だが、会場で4台が並ぶ姿を目撃できた。

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