第2世代のプジョー3008はSUVスタイルに変更

公開 : 2016.05.25 22:25  更新 : 2017.06.01 01:31

プジョーは新しい3008を急成長しているクロスオーバー/SUV市場をターゲットに、これまでのMPVスタイルからSUVスタイルに変更して、今年の11月から販売を開始する予定だ。

第2世代の3008は、よりアグレッシブなSUV志向のエクステリアと、大きなエンジン・フード、安全装置、そしてプジョー最新のiコクピット・デザインを採用する。

2014年のパリ・モーターショーで発表されたコンセプト・モデル、クオーツをベースにデザインされたもので、初代が背の高いMPVであったのに対し、新しい3008はマッシブなSUVに生まれ変わる。

ベースとなるアーキテクチャーは、PSAグループのEMP2モジュラー・プラットフォームで、このEMP2の採用によって車重は最大100kgほど軽量化される。

サイズはライバルとされるキア・スポルテージやヒュンダイ・トゥーソンと同じで、グランド・クリアランスは先代よりも50mmほどアップされている。

インテリアはiコクピットが採用され、ディスプレイは12.3インチだ。また、これとは別の8.0インチのインフォテインメント・システム用のスクリーンも備える。

後部シートのニー・ルームが拡大された他、リア・シートを折りたたむと1824ℓという巨大なブート・スペースが出現する。

エンジンは、1.2ℓ、1.6ℓのガソリンと、120psの1.6ℓディーゼル。この1.6ℓディーゼルは、CO2排出量は100g/km以下で、燃費も24.7km/ℓを誇る。

トリムは、アクセス、アクティブ、アルーレの3つが用意される予定。

価格は、現行の£20,295(325万円)とほぼ変更なく、£21,000(337万円)からになると思われる。これは、£18,000(290万円)からのキア・スポルテージや、£18,995(305万円)からのヒュンダイ・トゥーソンよりも若干高価な設定だ。

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