マセラティ・クアトロポルテ、デビュー

公開 : 2012.11.07 20:00  更新 : 2017.06.01 01:05

第6世代のマセラティ・クアトロポルテは、来年1月のデトロイト・モーターショーでお披露目されることになっているが、その前に写真が公開となった。このクアトロポルテは、マセラティが2015年に50,000台という、2011年の6,200台の8倍以上の売上をあげるための重要な3モデルのうちの1台だ。年内にはギブリと呼ばれるBMW 5シリーズに対抗するスモール・サルーンも登場する予定だ。更に、レヴァンテとネーミングされた新しいSUVも2014年前半にリリースされる計画となっている。ちなみに、このレヴァンテはマセラティ初のディーゼル・エンジン・モデルも用意される。

マセラティはクアトロポルテのスペックの詳細はまだ明らかにしていないが、AUTOCARの判断によれば、この6代目クアトロポルテは先代よりも長く、そして軽くなっていると見ている。そのベースはスティール・モノコック・シャシーで、全長は5052mmから5200mmにまで拡大されている。とりわけ、中国市場を重要視しているマセラティとしては、リア・シートのニー・スペースの拡大は絶対的なもので、そのためホイールベースが伸びたものと思われる。

そのボディの多くはアルミニウムで形成され、そのための現在の1990kgのボディ重量はおよそ50kg軽い1940kgにまでなっている。

搭載されるエンジンはフェラーリ製のV8で、グランツーリスモに搭載される453bhpの4.7リッターを改良したものが搭載されると考えられる。新しいエンジンは、パワーの増大に加え、燃費は改善され、そしてCO2排出量も抑えられているようだ。トランスミッションはこれにZF製のオートマティックが組み合わせられる。

V6エンジンは、ギブリとレヴァンテに搭載されることがほぼ確定的だが、クアトロポルテには、このV6にターボチャージャーを付加して搭載される可能性もないわけではない。また、同時により小さな排気量のV8とV6ディーゼル・エンジンの搭載も検討されているようだ。

また、駆動方式は一般的なRWDになるが、1年後には4WDモデルがオプションとして加えられることとなっている。

ピニンファリーナのデザイナー、ロレンツォ・ラマチョッティの指示に従って、新しいクアトロポルテは、フィアット・グループのチェントロ・スティレ・デザイン・センターの中にあるマセラティ専門のデザイン・チームによってデザインされた。フロント・グリル、3つのサイド・ベント、そして3角形のCピラーは先代から引き継いでいる。しかし、ウエストラインを含めてそのフォルムはよりマッシブになっている。

インテリアは見直され、より豪華なルック&フィールを持つようになった。ハイクオリティなウッドとレザーがふんだんに使われ、メジャーなコントロールはセンターコンソール中央のタッチ・スクリーンで行えるようになっている。

この新しいクアトロポルテは、トリノ郊外の旧いベルトーネの工場で生産される。ここ数年、このベルトーネの工場は、内部をリストラクチャーしており、壁以外は一新されている。

この工場ではギブリも生産される予定で、両モデル共に北アメリカを含む世界中に輸出される計画だ。

価格はベース・モデルの80,000ポンド(1,024万円)から、スーパー・ラグジュアリーなモデルの12,000ポンド(1,536万円)までとなるだろう。

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