ランドローバー・レンジローバーSVオートバイオグラフィー：24万8345ドル（約2757万円）

レンジローバーは、ロングホイールベース仕様を選べばひと声2万ドル（約222万円）のアップ。5.0ℓV8スーパーチャージャーの565ps版を望むならば、さらに10万ドル（約1110万円）高い20万7900ドル（約2308万円）のSVオートバイオグラフィーを必然的に選ぶこととなる。このモデルでは、追加料金なしでホイールを数種類からセレクトできるのだが、有償オプションの数もこれほどの高額モデルでありながら驚くほど多い。

例えば、SVOの手になる2トーン塗装は2万3460ドル（約260万円）で、これだけでフォルクスワーゲン・ゴルフにそれなりの装備をつけて買うことができる。さらに、キルトレザーを用いたヴィンテージタン内装は4490ドル（約50万円）。その上、テールゲート内蔵のイベントシートで5815ドル（約65万円）もむしり取ろうというのは、一体全体どういう了見だろうか。結局、オプションだけで4万ドル（約444万円）も上乗せされたこの仕様を手に入れるには、ベースモデル価格の184％に相当する16万995ドル（約1787万円）もの追い金が必要となるのである。

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