ケーニグセグ、新型スーパーカーは最安価モデルに V8+電動化か AUTOCAR予想図

公開 : 2019.05.20 11:40

ケーニグセグは、2020年に従来より安価な新型スーパーカーの発表を予定しています。パワートレインは、V8ツインターボに電動化技術を組み合わせたものになりそうです。

もくじ

NEVSから多額の投資
新スーパーカー 約1億円に
販売台数 100台前後を目指す

NEVSから多額の投資

ケーニグセグは、新たな顧客を惹き付けるべく、従来よりも安価で量産向けの新型モデルを計画している。同社を率いるクリスチャン・フォン・ケーニグセグCEOによると、その発表は来年に予定されており、それからすぐに生産が始まるという。トップ画像は、AUTOCARが描いた予想イラストだ。

このスウェーデンのハイパーカー・メーカーは今年初め、中国資本のニュー・エレクトリック・ヴィークル・スウェーデン(NEVS:サーブ・ベースのEVを製造している会社)から約186億円の投資を受けた。そのため、現在は今まで以上に多額の資金を活用することが可能だ。

資本提携では、NEVSがケーニグセグの株20%を取得して筆頭株主となり、さらに多くの資金を「まだ手が付けられていない新しいセグメント」のプロジェクトを開発する合弁事業に投資することになっている。

この契約によって新しいモデル・シリーズを開発するための資金を確保したフォン・ケーニグセグは、「われわれはさらに多くの体力と仕事を得ました。これはわたしが求めていたことです」と語った。

これまでAUTOCARが得た情報によると、同社の中期計画には、同社の現行ラインナップと比べて安価な新型スーパーカーが含まれている。

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