2024年版 世界最速のクルマ 15選 恐るべき性能を持つ「市販車」たち

公開 : 2024.05.11 18:05

世界最速のクルマといえばブガッティ・シロンが有名。では第2位以降はどんなクルマが名を連ねているのか? 今回はランキング・トップ15+1を紹介したい。

「世界最速」の栄冠を求めて

1886年にカール・ベンツ氏が初めてパテント・モートルヴァーゲンのエンジンに火を入れて以来、「世界最速のクルマ」の称号は熱く争われてきた。

パテント・モートルヴァーゲンは、体重の軽いドライバーと恵まれた天候のもとで最高速度16km/h(10mph)を記録した。その後140年近くにわたる発展により、今日の最速のクルマは490km/hという途方もないスピード記録を有している。

世界最速の市販車を15台+1台紹介したい。
世界最速の市販車を15台+1台紹介したい。

世界初の自動車は勇敢なドライバーをもってしても毎秒4.4mしか出せなかったが、2019年のブガッティ・シロンはアンディ・ウォレス氏の運転により秒速136mを記録した。

このレベルのクルマがV-MAX(最高速度)に到達できる場所は、地球上でもほんのわずかしかない。しかし、トップの座を争う自動車メーカーには事欠かない。

このことを念頭に置いて、今回は市販ロードカーで最速のクルマをランキング形式で紹介する。その多くは、加速性能においても最速クラスである。

1. ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+ – 490.4km/h

誰もが認める世界最速チャンピオンは、ブガッティだ。

30台限定の特別仕様車「スーパースポーツ300+」は、フォルクスワーゲン・グループのエーラ・レッシェンというテストコースで、英国人ドライバーのアンディ・ウォレス氏の運転によって490.484km/hを記録した。

ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+
ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+

北欧神話の雷神「トール」の名を冠したW16クワッドターボエンジンは、記録走行挑戦時に最高出力1600psを発生した。また、高速走行用に最適化されたロングレシオのトランスミッションと、独自のフロント&リアバンパーが与えられていた。

2. SSCトゥアタラ – 475km/h

SSCトゥアタラは当初、最高速度533km/hを “公式” 記録として謳い、ちょっとした論争を巻き起こした。しかし、誤解を招くような “証拠” 映像や、データ記録キットの “精度” に問題があった可能性を遅ればせながら認めたことで、記録はすぐに否定された。

とはいえ、5.9L V8ツインターボを搭載するトゥアタラは、E85バイオエタノール燃料を使用した場合で最高出力1750psを叩き出す。2022年初頭に米フロリダ州ケネディ宇宙センターでオーナーのラリー・キャプリン氏が475km/hを記録したように、決して遅いクルマではない。

SSCトゥアタラ
SSCトゥアタラ

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ。テレビゲームで自動車の運転を覚えた名古屋人。ひょんなことから脱サラし、自動車メディアで翻訳記事を書くことに。無鉄砲にも令和5年から【自動車ライター】を名乗る。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴとトマトとイクラが大好物。

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