【初の直4ターボ】新型モーガン・プラス・フォー、BMWツインパワーターボ搭載

公開 : 2020.03.03 16:34

英モーガンが、フル・モデルチェンジした「プラス・フォー」を発表。新型はBMW製の直4ターボを搭載しています。イギリスでは今日から受注を開始します。

「プラス4」から「プラス・フォー」に

モーガン・モーターカンパニーは、新型車「モーガン・プラス・フォー」を公開した。ジュネーブ・モーターショー2020で披露する予定であったが、ショーの中止を受けて、画像で発表することとなった。

現行型は「Plus 4(プラス4)」という表記だが、新型は「Plus Four(プラス・フォー)」に変わっている。70年の歴史あるモデルから97%もの部分が新しくなり、革命的な進歩と遂げたのが特徴だ。

プラス6と同様にCXジェネレーションの接着アルミプラットフォームを採用。モーガンにとって初めての4気筒ターボエンジンとなる2.0L BMWツインパワーターボを搭載。

6速マニュアル車は車重が1013kgで、0-100km/h加速は5.2秒。8速オートマティック車は1009kgとなっており、0-100km/h加速を4.8秒で走り切る。

全長×全幅×全高:3830×1650×1250mm
エンジン:2.0L 直4ターボ

最高出力(AT):258ps/4400rpm
最大トルク(AT):40.8kg-m/1000-4300rpm

最高出力(MT):258ps/5500rpm
最大トルク(MT):35.7kg-m/1000-5000rpm

英国納車は今春から

新型プラス・フォーは、クラシック・レンジで最もパワフルなモーガン・ロードスターと比較して、約30%のCO2の削減に成功している。

また、LEDフロント/リア・ライト、オートマティック・ヘッドライト、ABS、パワーステアリング、サンバイザー、ドアチェックストラップを標準装備とした。

ボディカラーに合わせてカーペットやシートのレザー・ペイントなどもオプションで変更ができる。オーディオ・システムにはブルートゥースも搭載した。

英国市場では本日よりオーダー受付けを開始し、今春にはイギリス国内の納車が始まるという。日本発売について日本法人は「販売は現在未定でございます」としている。

今回の新型は、年産900台前後という英モーガン・モーターカンパニーの生産枠の約半分を占めることが予想される。

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