【4代目へとモデルチェンジ】新型登場 アウディA3スポーツバックへ試乗

公開 : 2020.04.04 10:20

4代目へとモデルチェンジしたアウディA3。より大胆なデザインに、豊富なグレード・バリエーション。運動性能も向上させ、新しいA3はこれまで以上に強い輝きを放つ存在となりました。スペインで英国編集部が評価しました。

もくじ

4代目へとモデルチェンジを果たしたA3
大幅に質感を高めたインテリア
感触の良いステアリングとサスペンション
再設計が全ユニットに施されたエンジン
優位性を高めたデザインとドライビング
アウディA3スポーツバック 35 TDI Sトロニック Sライン(欧州仕様)のスペック

4代目へとモデルチェンジを果たしたA3

text:Dave Humphreys(デイブ・ハンフリーズ)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
1999年に登場したアウディA3。初代から一貫して、少し保守的なファミリー層向けのハッチバックを体現してきた。

そんなA3が、いよいよ4代目へとフルモデルチェンジ。3ドアボディはなくなったが、5ドアのスポーツバックに目を引くデザインを与えている。

アウディA3スポーツバック 35 TDI Sトロニック Sライン(欧州仕様)
アウディA3スポーツバック 35 TDI Sトロニック Sライン(欧州仕様)

新しいフォルクスワーゲン・ゴルフやスコダ・オクタビアなどと同様に、新型A3が採用するのは、フォルクスワーゲン製の汎用性に優れたMQBプラットフォーム。パワートレインには、マイルド・ハイブリッドやプラグイン・ハイブリッドも用意される。

新世代のA3は、主に3種類のグレード構成が組まれる。スポーツとテクニック、Sラインで、それぞれ見た目のデザインがわずかに異なり、差別化されている。

テクニックとSラインの場合、ヘッドライトには15灯のLEDを配置。グレードごとに異なったライトの表情を作り、視覚的な違いを生んでいる。

Sラインの場合は、バンパー両端に開けられたエアベントにハニカム状のグリルを装着。ボンネットにはかつてのラリーカー、クワトロを想起させる3連のスロットが付き、見た目を引き締める。

トップ・トリムグレードのエディション1とフォーシュプルングは、発売後しばらくしてから登場するようだ。グレードを問わず、無駄のない艷やかなボディデザインだと思う。

ドアを開くと、様々な素材が贅沢に用いられたインテリアに、思わず目を奪われる。ダッシュボードは深みのある造形で、上下2段に分割されたように見える。ドライバー重視のレイアウトでもある。

大幅に質感を高めたインテリア

すべてのA3には、10.25インチのモニター式メーターパネルが標準装備。オプションで、12.3インチへの拡大も可能。ダッシュボード中央には、インフォテインメント・システム用に10.1インチのタッチモニターが備わる。

アンドロイドやアップル製のスマートフォンとのミラーリング機能をサポートするが、発表時点ではワイヤレス接続はできないとのこと。センターコンソールには複数のUSBソケットが付いており、ワイヤレス充電機能も用意されている。

アウディA3スポーツバック 35 TDI Sトロニック Sライン(欧州仕様)
アウディA3スポーツバック 35 TDI Sトロニック Sライン(欧州仕様)

エアコンの調整用などに、2次的な小さなタッチモニターは設けられていない。そのかわり、ダッシュボード下部に小さなプッシュボタンが並んでいる。

操作しやすく運転中に目をそらすのも短時間で済む。われわれは、モニターに集約するより望ましいと考えている。

シートも一新された。環境負荷を小さくする目的で、ペットボトルのリサイクル材料を用いた素材をクッション部分に使用。アウディによれば1台のA3に、1.5Lのペットボトル45本分のリサイクル樹脂が用いられているという。

車内空間は全幅が広げられたことに合わせて、前席の肘周りで6mm、後席で3mm広くなった。ほかに前席は頭上空間は7mm、肩周りは2mm拡大され、数字としては小さいものの、余裕を生んでいる。

荷室容量は3代目と違いはなく、リアシートを起こした状態で380L。リアシートの背もたれを倒すと1200Lにまで大きくできる。リアシートはこれまで40:60での可倒式だったが、4代目からは40:20:40の3分割式になった。

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