【アウディの前身アウトウニオン】DKWを中心に130台がリ・ユニオン 前編

2020.02.02

サマリー

アウディの前身となるアウトウニオンのDKW製モデルが一堂に会する、アウトウニオン・インターナショナル。第46回を数える、欧州では人気イベントです。英国で開催された2019年大会の様子を、参加車両とともにご紹介しましょう。

もくじ

第46回大会には130台のエントリー
1966年まで活躍した2スト3気筒
1600kmの距離を自走して参加した人も
アウトウニオン・ユニバーサル(1960年)
アウトウニオン1000SP(1962年)

第46回大会には130台のエントリー

text:Martin Buckley(マーティン・バックリー)
photo:John Bradshaw(ジョン・ブラッドショー)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
1970年代なかばから、ヨーロッパの各地で順番に開催されてきたインターナショナル・アウトウニオン・ラリー。2ストロークエンジンを積んだ前輪駆動の愛らしいモデルが誕生したことを、多くの愛好者と共に祝ってきた人気イベントだ。

会場には2ストローク3気筒ならではの、のどかな響きと水色の煙が漂う。2018年はスイスで、第46回目の2019年は英国での開催となった。この国を代表する自動車コレクター、フレドリック・フォルケスタッド以外に、オーガナイザーとしての適任者はいないだろう。

第46回インターナショナル・アウトウニオン・ラリーの参加車両
第46回インターナショナル・アウトウニオン・ラリーの参加車両

「今回の英国では130台のエントリーがありました。115台のクルマと、15台のモーターサイクルです」 とフォルケスタッド。かなり遠方から車両を持ち込む参加者だけでなく、増え続ける自身のコレクションからもDKWや珍しいモデルを出展したという。

会場に並ぶ個性豊かな多様なクルマたち。DKWの複雑な歴史を映し出している。1906年に創業したDKW社は、主にオートバイを製造して成長。1920年代末になると自動車の製造に着手した。

1932年には、DKW社を含む4社が経営統合しアウトウニオン・グループへと発展。今のアウディのロゴマーク、4リングスの起源となっていることは、ご存知の読者もいるだろう。グループの中でDKW社は、主に乗用車を生産してきた。

 
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