日産ジュークR、生産開始

公開 : 2012.05.04 12:18  更新 : 2017.06.01 00:55

545bhpの日産ジュークRが非常に限られた数ではあるが生産にはいっていることが確認された。

日産はバイラル・インターネット・マーケティング・キャンペーンで、ジュークRに1回限りのキャンペーンに対するポジティブな反応に応えることとしたのである。

これまでジュークRはドバイ・ソサエティからの2台を含む3台のオーダーを受けている。1月にドバイでジュークRコンセプトがランボルギーニガヤルドメルセデス・ベンツSLS AMGそしてフェラーリ458イタリアと一緒に走るフイルムが公開されたが、アラブ諸国の中では、ジュークRのパフォーマンスに関心が持たれたようである。

ジュークのマーケティング・マネージャー、ガレス・ダンスモアは「路上でのパフォーマンスに興味をもったようだ。それは非常に強いリアクションで、3つ正式なオーダーを受けた。したがって、われわれはジュークRをコンセプトから現実のものとすることを決めた」と語った。

ジュークRコンセプトは2010年モデルの日産GT-Rからランニングギアを移植したモデルだ。実際の生産モデルは2012年モデルのGT-Rのものを使うこととなる。エンジンは545bhpの3.8リッターV6ツインターボだ。

トップスピードは269km/hで、0-100km/h加速は478bhpのジュークRコンセプトよりもコンマ1秒からコンマ2秒速い数値となるはずだ。

日産は注文があってから4週間で納車が可能だという。ただし、その価格は発表されていない。とはいうものの、6桁のポンドとなることは確かだろう。

英国のエンジニアリング会社、レイ・マロック・リミテッド(RML)は、日産のクランフィールド・テクニカル・センター、パディントンのデザイン・スタジオと共にコンセプト・モデルの設計と生産に関わったが、生産モデルについても引き続きその関係を維持することとなる。

関連テーマ

おすすめ記事