【新車か中古車か】トヨタGRヤリスvsアウディR8 価格は同等 万能なGRヤリス 特別感あるR8

公開 : 2021.09.18 11:05

新車の最強ホットハッチを手に入れるのと同じ出費で、型落ちのスーパーカーが手に入るとしたら、目移りしませんか?維持費などは忘れ、購入価格を基準にセカンドカー選びをするなら、やはりスーパーカーの魅力には抗えません。

手頃なスーパーカーか、最強ホットハッチか

執筆:Matt Prior(マット・プライアー)
撮影:Max Edleston(マックス・エドレストン)

いや、聞かずともご意見ごもっとも。片や新車はホットハッチのトヨタGRヤリス、もう一方の中古車は2007年式のスーパーカーであるアウディR8だ。ここに並べた2台に共通点は見つけがたいとおっしゃるだろう。ドライバーのためのクルマ、という一点を除いては。

GRヤリスは4シーターで、R8は2シーター。一方はフロントエンジンで、もう一方はリアミドシップ。コンセプトも実用性もパッケージングもまったく別物で、そのマーケットも異なる。コンパクトカーからスーパーカーマで、自動車のカテゴリーはじつに多様だということを示すような対比だ。ところが14年の時を隔てたこの2台、いまや同じような価格で手に入る。

まさかR8が、15年足らずで高性能ホットハッチと同じ価格帯になるとは。新車で買うとしたら泣きたくなる話だが、中古車ウォッチャーなら興味を惹かれずにはいられないはずだ。
まさかR8が、15年足らずで高性能ホットハッチと同じ価格帯になるとは。新車で買うとしたら泣きたくなる話だが、中古車ウォッチャーなら興味を惹かれずにはいられないはずだ。    MAX EDLESTON

R8は、じつに得がたいクルマだ。同世代におけるベストハンドリングカーの1台に数えられるこの宇宙船のような4WDは、運動性や順応性、視認性や使い勝手のバランスが並外れて優れ、ライバルたちがうろたえるような専用設計と先進的なマテリアルを用いながら、比較的安価に販売されたのだから。

はたして、この2台を購入時に比較することがあるのか、個人的に確信はない。とはいえ読者諸兄からの質問を見るに、その手の比較で頭を悩ませるひとびとはいるようだ。すでに実用的なクルマを所有していて、なにかアナログでオールドスクールなセカンドカーを手に入れたいというニーズもある。

スペシャルで、走らせてる感があって、ドライビングに熱中できる。それでいて安心感があり、一年中いつでも乗れて、大メーカーに期待するような完成度を備えたクルマ。そういうものがほしいという声は、たしかにあるのだ。

そういう顔合わせの比較テストは、あまりメディアで取り上げられないかもしれないが、さまざまな取り組みが思いつく。新車のアルピーヌA110と中古のポルシェ911、最新の718ケイマンと先代アストン マーティンヴァンテージ、そして今回のGRヤリスと初代R8。日曜日の買い出しに出て、必要以上に遠回りしたくなるようなクルマたちだ。

さて、今回の2台の話を続けよう。GRヤリスはパールセントレッドに塗られたサーキットパック仕様で、フル装備状態といえる。そのため価格は3万4400ポンド(約482万円)と高価だ。

これに三角表示板とファーストエイドキットを加えると25ポンド(約3500円)のプラスだ。ただし、一括払いするユーザーはそう多くないだろう。納車待ちの長さやリセールのよさを考えれば、ローン払いでもそう高くつくものではない。

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