【車中泊のお供に】スズキ純正カータープ スペーシア・ギアで検証

公開 : 2021.10.06 05:45  更新 : 2021.10.11 11:30

スズキ純正アクセサリーの「カータープ」を取材。サイズ、設営のコツをレポートします。スペーシアの車内泊に使えるマットもセットしてみましょう。

純正アクセサリーのカーサイドタープ

執筆/撮影:Hidenori Takakuwa(高桑秀典)
撮影:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)

空前のアウトドア・ブームも追い風となり、スズキスペーシア・ギア、ジムニー/ジムニーシエラ、エブリイワゴン、ハスラーの人気は根強い。

実用性の高さ、街中でも大自然の中でも映えるスタイリング、そして、4WD車の場合は悪路走破性などがアドバンテージポイントとなり、スズキのモデルの中でもアクティブな層に支持を得ている。

スズキ・スペーシア・ギアに、純正アクセサリーの「カータープ」を設営。屋外でありながら、直射日光を避けてリラックスできる空間が誕生。
スズキ・スペーシア・ギアに、純正アクセサリーの「カータープ」を設営。屋外でありながら、直射日光を避けてリラックスできる空間が誕生。    池之平昌信

純正アクセサリーが充実している点も、数多くのユーザーを獲得した要因の1つだろう。

今回ピックアップした「カータープ」も、スペーシア・シリーズ、ジムニー/ジムニーシエラ、エブリイワゴン、ハスラーが対応車種となるスズキ純正品である。

税込み価格は3万9600円だ。

装着することで愛車の周囲にリラックス空間が拡がり、アウトドア・スタイルを、もっと楽しく、もっと便利に、そして、もっと個性的なものにすることができる。

さっそく、洒落たデニムブルーの外装色をまとうスペーシア・ギアに積み込んで、自然の中に出かけてみた。

どんな使い方ができる?

カータープとは、クルマの横側・リア部分に取付ける簡易テントのようなモノで、カーサイドタープとも呼ばれている。

タープの片側が地面についていて、反対側はクルマに覆いかぶさるような形状になる。

スズキ純正アクセサリーの「リラックスクッション」を2つ使い、スペーシア・ギアのなかに車中泊できる空間を用意。カータープとともに使えば、キャンプの楽しみ方が広がる。
スズキ純正アクセサリーの「リラックスクッション」を2つ使い、スペーシア・ギアのなかに車中泊できる空間を用意。カータープとともに使えば、キャンプの楽しみ方が広がる。    池之平昌信

タープに張りをもたせるのは、しなった釣竿のような形のポール2本。

当製品は、これを交差するようにタープのポールスリープに通して、車両に立てかける。付属の吸盤でルーフサイドもしくはルーフ後端に固定するタイプだ。

日差しの強い時間には日除けになり、荒れ模様になれば雨除けになるので、キャンプやバーベキューなどを楽しんでいる際に急に天候が変化しても対応しやすい。

今回は、同じくスズキの車中泊向け純正アクセサリー「リラックスクッション」を用いて、車内に寝転べる空間を作ってみた。

自然の中で目覚めて、カータープが作り出すスペースで食事をしたり、タープ中央のフラップを開け、メッシュ窓から入ってくる風を感じながらひと時を過ごすのもいい。

アウトドア用のファミリーテントは、広くて、しっかりしたモノを購入しようと思うと5~6万円必要な場合が多い。しかし、カータープならパーツ数が少ないから荷物にならないし、純正アクセサリーでありながら4万円弱の出費で済むので、本格的なテントが不要という方にはメリットもある。

設営時・収納時のサイズも確認しておこう。

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

関連テーマ

おすすめ記事

 

スズキの人気画像