DINOFERRARIFOREVER ― エンツォ・フェラーリ最愛の息子、“ディーノ” ―

2014.10.11〜12.23

text & photo:Shunichi Uchida (内田俊一) photo:Chizuko Uchida(内田千鶴子)

 
毎回魅力的な展覧会を開催している、アウト・ガレリア・ルーチェ(愛知県名古屋市)では、10周年企画展としてディーノブランドをフューチャーしたイベントを開催中だ。

会場にはディーノユニットと呼ばれるV型6気筒エンジンを搭載したディーノ206GTを始め、フィアット・ディーノ・スパイダーからランチア・ストラトス、ディーノ308GT4など5台とエンジン1基が展示されるほか、貴重なカタログや関連グッツがショーケースに並べられている。

また、壁面にはエンツォの息子、アルフレードの生涯とともに、ディーノ・ユニットのヒストリーが当時の写真とともに語られており、これを一読するだけで、ディーノ・ユニットとそれにまつわるエピソードも含めて把握することができるだろう。

  • 魅惑的なディーノ達が一堂に会した展覧会は、世界的に見ても稀有だろう。

  • ディーノは206GTと246GTSの2台が展示。細部に違いがあるのでそれを確認するのも面白かろう。

  • ディーノ・ブランドの最終モデル、308GT4と、ディーノ・ユニットを搭載したランチア・ストラトス。

  • 壁面にはディーノに関連するモデルのデザインスケッチが描かれている。

  • 吉田秀樹画伯の絵と、ディーノ・コレクションが展示されている。

  • 展示されてるディーノ・コレクションには、モデルカーも含まれている。

  • 中には陶器でできたディーノのモデルも飾られていた。

  • 当時の設計図やアルド・ブロバローネ氏のデッサン画もあり、見応え十分だ。

  • アルフレードの肖像画。24歳で生涯を閉じた若きエンジニアでもあった。

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