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非分解BクラスのCVT、安価に修理は可能です!

RS UNOの星野です。

メルセデス・ベンツ の初代Bクラス・B170(W245)のCVTミッションが故障すると、メーカーからは補修部品が出ないのでディーラーで新品ミッション載せ替え100万円コースのみとなっておりますがいかがなさいますか? 新車へのお乗り換えという選択肢もございますが・・・てな理不尽にうち勝つことができるのか? というお話の続きです。

まず国内で修理できるところを探してみると、修理専門店もあるのですが、ミッション単体での持ち込み不可で、地方の工場へ車ごと預けることになってしまいます。こちらの修理価格が60万円台。陸送費用なども考えるとこれまたあまり現実的なお話ではありませんね。

こんなことが世界レベルで許されているはずがないと思い調べましたが、さすが世界のメルセデス! 情報がナカナカ見つかりません。しかし、見つけました! ヨーロッパに。修理してくれるところ。しかもかなり格安!

でも、まぁ、世の中そんなに都合のイイ話しがあるはずは、ねぇ〜、そう思いますよね普通。しかし、オーナーさんは「その値段で直るならラッキーだよね! バクチだと思うからさ、やってよ!」とのお言葉。よーし、やるか! というわけで、さっそく部品を取り外します。

まずはオイルパンとフィルターを取り外し。オイルパンにくっ付いている大きな丸くて黒いドーナツは鉄粉取りの磁石。フランス車の何倍あるんだってデカさです。バルブボディもサクっと外れます。非分解のハズなのに、このサービス性の良さ! ラテン系のクルマとはワケが違いますね! 彼の国に送るのはバルブボディにくっ付いている黒い樹脂製パーツ。コイツにCVTのコンピュータと電磁バルブが一体になってます。デリケートな部品なのでそっと外して、丁寧に梱包して、いってらっしゃーい!

果たして、送った部品は2週間ほどで修理から戻ってきました。
電磁バルブの故障ではなくCVTコンピュータの不良だったそうですが、無事にオーバーホールも完了したということで組み付けます。最後にテスターを繋いで記録されていたエラーを消去すれば完了です。

本当に直ったかどうかを確認するためにテストドライブで走り込むこと2日間。問題も起こらずエラーも検出されません。お客様への納車後も快調そのものです。これでまだまだB170はファミリーカーとして活躍してくれそうですね。賭けは見事に大勝利でした!

初代BクラスのCVTの故障のすべてが今回の例に当てはまるというわけではありませんが、本来なら、日本国内でディーラーでのアッセンブリー交換100万円、専門サービス店への車両持ち込み修理で60万円のところが、海外のルートを利用すると今回の場合で20万円台で修理できました。

これならばクルマの乗り換えではなく、修理してみようという方も多いのではないでしょうか。
新車に乗り換えるよりもゼンゼン低コストで「エコ」という面でも理に適っていると思います。
同様のトラブルでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)

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