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ルノー・カングー オルタ交換

RS-UNOの星野です。

さて、前回ご紹介したオルタネーターのトラブルで、ローダーでご入場のルノー・カングー。オルタネーターの交換を行います。

まずはオルタの上に乗っているパワステポンプを取り外します。また、この機会にエンジンルーム内の配線を覆うコルゲートチューブも交換しますよ。熱から配線を保護するためのものですが、ほとんどのカングーでバリバリに割れてしまっています。

パワステポンプを外し、オルタネーターを外しました。今回は車検整備でエンジンオイルの交換も行いますので、この時にオイルフィルターも外します。カングーのオイルフィルターは交換に手間がかかるので、補機類が外れている今がチャンスです。同じくスッキリと手が入りやすい時に痛んだコルゲートチューブも取り外して入れ替えてしまいます。

外したオルタネーターを見ると、プーリーの外周部と中心部が剥離して空回りしていました。ベルトは外側に巻き付きますので、内外が空回りするとプーリーが1対1で回らなくなるので発電できなくなります。新しく交換したオルタでは同じ構造のプーリーは付いていません。

ということで取り付けが完了したら、始動点検して発電量を確認します。

さらに汚れているフィルター類も交換します。エアコンのフィルターはワイパー下のカバーを外さないと出てきません。カバーを外してフィルターボックスの蓋を取るとフィルターが顔を出します。出てきたフィルターはものすごく汚れていました! 

カングーのエアコンフィルターの交換は少々手間がかかり、ユーザー様がご自分で交換することはなかなか面倒ですので、点検や車検時などに1年ごとを目安に交換をお申し付けください。とくにお子様がいらっしゃるファミリーは早めの交換をオススメします。

フィルターを外したボックスの中にはゴミが残っていますので掃除機で取り除き、ハセッパーで除菌・消臭も行ったのちに新しいフィルターを入れます。

フランス車はドイツ車に比べてエアコンフィルターが交換しづらい場所についています。また密閉度も悪いので交換時期をのばすと車内にホコリが入ってくる確率が高くなりますので、定期交換をオススメします。

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