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プジョー207 始まりはオーバーヒート警告灯 その2


RS-UNOの星野です。

前回の続きになります。
オーバーヒート警告灯が点灯するということでお預かりしたプジョー207。
エンジン始動と共に警告灯が点き、電動ファンも全開で回っています。
診断してみると電動サーモセンサーの不良ということで、このクルマの
ウィークポイントでもあるサーモブロックを交換。
しかし、症状は全く改善せず・・・というところまでが前回のお話し。

サーモブロックを交換してもまったく症状が変わらないということで、
イヤな予感はズルズルとアリ地獄へと・・・

2つ目のフォルト(故障)である、ウォーターポンプ・アイドラーの以上を点検します。
 



上の写真の真ん中に見えるクランクプーリーと左上のウォーターポンプ・ぷいーリーの間に
下の写真の黒いモノが割り込んでいます。このエンジンはタイミングチェーン駆動のため、
ウォーターポンプは外付けになっており、チェーンでは回しません。このアイドラードライブを
割り込ませて駆動しています。これもまた特別なお役目があって書くと長くなるので割愛しますが、
もっとシンプルにお願いしたいものですね。

アイドラードライブの上側の丸い部分の中に小さなモーターが入っており2極のカプラーで制御しています。
このカプラーを抜いてエンジンをかけたところ、見事に電動ファンも回らず、水温計も振り切れず、
診断機にフォルトも入らないではないですか!
しばらく暖機すると、水温計も適正値を示しています。

「これだ!」ということでさっそくニューパーツを取り寄せて取り付けました。

そしてエンジン始動!

なんと、まったく変わりませんがね、トホホ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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