記事掲載の許可をいただきましたので写真をアップさせていただいています

Jスクエアの永井です。
今回は車検でお預かりしたBMW E46の整備の様子をご紹介します。
さすがに10年・15年と経過するとゴム製のパーツに亀裂が入って破けているクルマが多いですね。
こちらもラックブーツが切れてグリスが出てしまっていました。こうなると車検に受かりませんので
ラックブーツを交換します。SST（専用工具）を使用してラックエンドを取り外しますが、これが硬い！
新品のラックブーツを取り付け、グリスを充填すればできあがり。
　
　

また、エアバッグの警告灯が点灯していましたが、現在、車検時には蛍光灯の類いが点灯していると
これもまた合格できませんので、原因を探って修理を行います。
今回は助手席の座面に内蔵されている、着座センサーの異常でした。長年乗り降りを繰り返しているうちに
負荷でセンサーが断線していました。このエアバッグセンサーマットを交換すれば解決です。
　
　

さて、これらの修理の他に法定点検を行い、車検でチェック、計測される部分の整備も行います。
ヘッドライトテスターでヘッドライトの光軸や明るさが基準値内にあるかを確認します。
排ガステスターは排ガスの汚染物質が基準値内にあるかを確認します。
サイドスリップテスターではホイールアライメントが基準値内にあるかを確認、今回は問題がなかったので
タイロッドエンドを締め付けて完了です。
　
■BMW E46 車検 ラックブーツ交換　ー bmw-jsquare.com ー
https://bmw-jsquare.com/car-inspection/2018-3-23/