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E46型BMW 3シリーズのABS修理 基盤部分のみ交換で修理費用を抑えて


Jスクエアの永井です。
E46型BMW 3シリーズのお客様は、ABSユニットの修理で来店されました。

お客様は、ディーラー様での修理お見積もりが30万円以上となり、別の方法を探しておられたところ
弊社のウェブサイトを見つけてくださったとのことです。ありがとうございます。
 
 

診断

それでは診断を行い、どのような対応をすべきか診ていきます。


BMW用の診断機を接続し、故障コードを読み取ります。
 


入力されていた故障コードはこちらです。

5DF0 → 基盤部分の新品部品交換で対応

 
ディーラー様では基盤とポンプ両方を交換する方法をとるため、30万円以上のお見積もりになるのですが、
Jスクエアではユニットを分解して必要な部分のみの修理や部品交換を行います。
BMW E46のABSポンプは壊れることはあまりなく、今回このようなコードが入力されていた場合は、
基盤部分のみの交換を行います。
 
 

ABSユニット取り外し/修理


こちらが今回修理するABSユニット。
丸い円柱部分がモーターです。ちなみにE46のポンプの故障は弊社の場合、1年に1台あるかという程度です。
 


こちらの基盤部分を今回交換します。


真ん中の軸のような部品は、モーターに接続される端子です。
赤いSST(特殊工具)を使用して本体と接続します。
 
 

コーディング

修理が完了したABSユニットを車体に取り付けたら、コーディングを行っていきます。


BMW純正診断機は車両の電圧が13V以上の状態でコーディングができるようになります。
エンジンを始動すれば13V以上になりますが、コーディング作業中はエンジンをかけられないため、
こちらもBMW純正の定格電圧機を接続して13V以上をキープするようにします。
 


こちらは正常なABSユニットを取り付けた後に点灯する故障警告ランプです。
正常なABSユニットを取り付けるとABSランプは消え、三角にビックリマークのASCランプだけが点灯します。
全てのコーディングが完了すると、このランプも消えます。
 
コーディング作業には30分ほどかかります。


以上で、全ての作業が完了いたしました。
作業時間は全てで2時間ほどです。金額は装着されているユニットがASCかDSCか、
またハンドル位置の左右などでかわりますが、
おおむね20から25万円ほどになります。詳細はお気軽にお問い合わせください。

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