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BMWアルピナB3のABS修理 なんと基板上のコンデンサーが外れて・・・


こんにちは、Jスクエアの永井です。
今回は2009年モデルのBMWアルピナB3のABS警告灯が点灯したとのことでご来店いただきました。

お客様はWebで調べたところ、ディーラーさんに修理依頼した場合は
高額になるとわかったので、他に方法がないか探しておられました。
そんなとき、Jスクエアの整備ブログで同型車のABS故障を解決しているのを
見つけてご相談いただきました。
 
 

診断


入力されていた故障コードがこちら。
 ・5DF0 DSCハイドロリックユニットポンプモーター
 ・5DF1 DSCハイドロリックユニットポンプモーターコネクター

これらの故障コードの場合、オーバーホールで対応できます。
 
 

ABSユニット取り外し


BMW アルピナB3 左ハンドル車の場合、ABSユニットは車体の左側に取り付けられています。
 


こちらが取り外したABSユニット。
分解してオーバーホールします。
 
 

オーバーホール


左がポンプで、右側が基盤です。


ABSユニット基盤を修理していきます。


なんと、セラミックコンデンサーが外れていました。

セラミックコンデンサーとは、カップリング(ACを除去してDCのみ流す)、
デカップリング(ノイズ除去)、平滑化(電圧をならして直流に近づける)、
フィルタ(不要な周波数帯信号を除去、必要な信号の取得をする)
といった機能を司ります。今回、これらが機能しなくなっていたということです。
基盤を修正してABSのオーバーホールは完了です。
 
 

エア抜き

修理したABSユニットを取り付け後、ブレーキ配管のエア抜きを行います。


以上で全ての作業が完了しました。

不具合も解消し、ABS警告灯も消えました。
今回はオーバーホールにて対応できましたので、
所要時間は3〜4時間、そしてコストも抑えられました。

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