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2003年式GD型スバル・インプレッサ ABS修理 部品供給終了ながらOHで対応


こんにちは、Jスクエアです。
今回は2003年式のGD型スバル・インプレッサのABSで来店いただきました。

ディーラーさんでは部品の供給が終了しているため、
クルマを乗り換えるかABS基板を修理するかという選択肢でした。
Jスクエアでは輸入車のABS修理をメインとしていますが、
一部の日本車では輸入車と同じメーカーのABSユニットをしているため、
今回のインプレッサのようにオーバーホールできる車両もあります。
 
 

故障診断


 ・ABS警告ランプ
 ・サイドブレーキ警告ランプ

の2つの警告灯が点灯しています。
 


 ・2200 FLホールドバルブ故障  図Aの紫色
 ・2e00 RR減圧バルブ故障  図Aの青色

以上の故障コードが入力されていました。


この故障コードを額面通りに受け取ってしまうと、ハイドロリックユニットの
機械的故障として判断してしまうことになりますが…
実際に壊れているのは、そのバルブを動かしているABSユニット基板の故障です。
↓図A黄色


なお、ハイドロリックユニット内のソレノイドバルブが固着している場合は
ソレノイドバルブ単体の交換はできないので、ハイドロリックユニットごとの
交換になります。この場合、弊社でもディーラーさんと同価格帯となってしまいます。


↑こちらはハイドロリックユニットです。図Aの赤枠部分です↓


この中に入っている
 ・保持ソレノイドバルブ
 ・減圧ソレノイドバルブ

これらのバルブの開閉によってブレーキを作動させています。
バルブを電気的にコントロールすることで、ブレーキング中のタイヤロックを
防止する機能を果たしているのが、今回修理したABSコントロールユニットです。
↓図Aの黄色


 
 

ABSユニット取り外し〜修理


ABSユニットを取り外します。
GDインプレッサのABSユニットは右ヘッドライトの後ろあたりにあります。
ボルト6本と電源カプラーを外せばユニットが取り外せますので、
ブレーキ配管は外しません。また、エア抜きも必要ありません。
 



続いて超音波カッターを用いて基板を格納している樹脂ケースのカバーを切開します。


顕微鏡で破損箇所を探し、修理を行います。
今回は基板上の配線が電気腐食で数十本ほど断線していたので
すべて修理して作業完了しました。
 
同じように少し旧いスバル車のABS故障でお悩みの方は
ぜひ、Jスクエアまでご相談ください。

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