ポルシェ356の充電警告灯と油圧警告灯が意味するもの

佐藤自動車工業所の佐藤です。
ポルシェ356は電源を入れると「赤=発電機=ジェネレーター」、「緑=油圧低下警告灯」のランプが点灯します。
警告灯はプリAではダッシュパネルに付けられていて、Aタイプ以後はコンビメーターに組み込まれています。

T-6以後はサイドブレーキ警告灯も赤色で追加され、混同しやすいのでご注意を。
下の写真のコンビメーター内右端の赤いランプは、サイドブレーキ警告灯です。
それぞれの点灯の仕組みを書いておきます。
イグニッション・スイッチをONにすると、赤いランプが点灯します。
エンジンを始動して充電が始まると、赤いランプは消えます。
おおむね1000回転から1200回転で発電するように調整するものです。
消灯が遅い場合は、本体の発電不足か、レギュレーターの調整不良、ファンベルトのゆるみに問題があるでしょう。

緑色の油圧警告灯は、単純なスイッチがエンジン内部に組み込んであります。
エンジンから油圧を受けるとスイッチが「離れて」回路を切るのでランプが消灯します。
単純明快な仕組みですが、エンジンを守るための最後の砦です。
油圧警告灯が走行中に点灯したら、その場ですぐエンジンを止めて停車しましょう。
運がよければエンジンは壊れていないはずです。
今しばらくの時間だからと走ってしまうと、後日修理代を工面している自分と向き合うハメになります。
警告灯はエンジン回転が1000回転以上なら消えますが、暖まったアイドリング時に薄く点灯する程度なら大丈夫です。
ちなみに、家庭の水道を全開にしてジャージャー出ている時に「2キロ」あります。
これはエンジンが2000回転で発生する油圧と同じです。
それに対して点灯時の油圧は「0.25キロ」で、水道がちょろちょろ程度といえば分かりやすいでしょう。
緑の警告灯が点灯したら、とにかくエンジンストップです。
佐藤自動車工業所
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