ポルシェ356プリAから初期の356Aタイプへの変更点を記してみました

佐藤自動車工業所の佐藤です。
項目が多いので写真を入れると、かえって訳が分からなくなりますので入れません。
でも。文字だらけも分かり難いものですね。
1955年:プリAの最終
1956年:356Aの登場
1957年4月:1957年式後期に356A T-2タイプ登場(年式は1957年で変わらず)
●1956年に登場した356Aは、プリAから以下の部分が変わります。
*屋根中央のプレスラインがなくなり円くなる
*フェンダーサイド、ドア下のサイドシルの丸みが平らになる
*室内でイグニションスイッチのボタン式が廃止
*ダッシュパネルはまったく新型でメーターも変更
*ペダルの形状が真四角からホームベース型になる
*USAバンパー登場でバンパーに横棒が付く(前後同じ形状)
*エンジンは1955年と同じながら形式のみ616となる
●1956年9月から1957年式4月まで
*フロントパネルでヘッドライトとウインカーの距離が変更される(時期不明)
*後側のUSAバンパーに警察のクレームが付き、分割型に変更
*前ウインカーにUSA仕様が登場。
*これ以後、前ウインカーは台付のUSA仕様が主流になる。
注:356はUSAに圧倒的な台数が輸出されている。
*エンジンのオイル油圧が変わり2個の調整バルブが付き、パイプでつなぐが1年で廃止
●1957年の4月からのT-2
*テールランプの丸型を廃止。柿の種(ティアドロップ=涙型)に変更
*室内のサンバイザーがアクリルからパッド入りに変更
*イグニションスイッチがK100型のポルシェマーク入りに変わる
*ドアハンドルが角型から丸みを帯びた形に変わりキーの差込も変わる
*ドアのロック位置が変わり、ネジの本数も変わる
*スピードメーターが左側から右側に変更
●1958年
*テールパイプがオーバーライダーの中を貫通する
*エンジン油圧にサーモスタットが付く(故障多く1年で廃止)
さて、1957年4月の変更が問題です。パーツリストには車体番号が明記されています。
しかし、356レジストリーの研究では部品の変更時点がおかしい、と報告がありました。
変更されたのは概ね4月ごろと考えておいたほうが、心の平安が保てるようです。
佐藤自動車工業所
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