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ポルシェ997 水温計の針が動かない サーモと冷却系の劣化した部品を交換


こんにちは、Jスクエア フロントの矢吹です。
 
都内にお住まいのT様から『ポルシェ997カレラSの水温計が動かない』
とご相談をいただきました。
 
 
 

お客様に聞いた症状

 


T様のお話では
1.水温計の針が落ちては復帰を繰り返していたのが、動かなくなった

2.水温計の120°の横にあるランプが点灯した
3.エンジン始動時から冷却ファンが常に全開で回っている
4.高速道路を走っても油温が90度までしか上がらない
5.エアコンの冷たい風が出ない

 
実は、昨年から『冬場に水温計の針が落ちる』症状はでていたのですが
今回、さらに症状が増えていました。
まずは原因を特定するために入庫していただきました。
 
 
 

テスターによる診断

 


ポルシェ純正テスターで診断したところ、以下の不具合が表示されました。
1.サーモスタットが開いた状態で固着
2.水温エラー(下限値に満たない)
3.エアコン・プレッシャーセンサー

 
1と2の不具合は、様々な症状の根本原因と考えられ
3のエアコン・プレッシャーセンサーはエアコン不調の原因と思われます。
 
診断機では上記のエラーが表示されましたが、診断機には出ない部分の不具合も
考えられますので、テスターだけではなく、実際に目視での点検も行います。
 
 
 

サーモの不具合

 
まず、診断機が指摘していた『サーモスタット』を確認したところ
本来は開閉して冷却水の温度調節をする弁であるサーモスタットが
固着して開きっぱなしになっていました。


これが原因で水温がオーバークール状態になり、その結果、水温計がゼロになる、
冷却ファンが常時全開、油温が上がらないといった症状を引き起こしていました。
 
サーモスタットを交換すれば全て解決…のようにも思えますが
997のAT車はATフルードも冷却システムで管理しているため
こちらもチェックしていきます。
 
 
 

冷却系の部品劣化

 


点検を行うと、負圧ホースとAtオイルクーラー切り替えバルブ、
温度センサーの経年劣化が見つかりました。




完全にダメになっていたわけではありませんが
今後を考えて、予防整備として、部品交換をご案内しました。
 
サーモスタットとこれらの部品を交換して
水温計まわりの不具合は解消しました。
 
 
 

エアコン不調

 
エアコンから冷風が出ない件に関しては
『エアコン・プレッシャーセンサー』の不具合とわかったので
プレッシャーセンサーを交換と、エアコンガスの補充を行い、
無事に冷たい風が出ることを確認しました。


最後にテスターにかけてエラーが残っていないことを確認。
これで全ての不具合は解消しました。
 
納車後にT様から「無事快調に走っています」とメールをいただきました。
 
しっかりと不具合が解消してよかったです。
今後とも何かありましたら、お気軽にご相談ください。

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