ポルシェ356Bからのミッションは良くなっています

佐藤自動車工業所の佐藤です。
初期のポルシェ356は、もちろんVWミッションの「少し改造」仕様です。
1952年式からポルシェ自製のミッションが登場します。
ポルシェ・シンクロが採用され、当時としては珍しく「ローギアまでシンクロ付き」でした。
この原理のまま、ナロー911まで同じ理屈でギアが作動しています。

1952年式のミッションは519型と呼ばれ、その後に644、716、741と変更になります。
中身で判断すると、プリAからAタイプは「519・644・716」まで一緒。
T-5のBタイプからのミッションは741型となり、これは最終のC・SCとも同じです。
それぞれの差は見た目よりもわずかで、サポート位置やリンク位置の差があります。
ギアでいえば一回り大きいサイズのギア・シンクロといった違いです。
デフギアもサイズはプリAから変わりませんが、デフケースが割れる弱点を改良した12本のケースが違うくらいです。
ミッション先端のシフトリンク・ロッド/通称ホッケースティックは折れるので有名です。
シフトをあまりガチャガチャやって折らないようにしましょう。
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