キア・オプティマの2016年モデルがニューヨークにて公開

公開 : 2015.04.02 22:20  更新 : 2021.03.05 21:36

4代目のサルーン・モデル、オプティマは先代よりも横幅が10mm、ホイールベースが25mm大きくなっている。

これにより、パッセンジャー・スペースとラゲッジ・ルームは拡大されているとのことだが、実際の寸法はまだ公開されていない。

また、高強度鋼をボディに用いることにより、先代より50%堅牢な車体になっているのだそうだ。炭素繊維強化プラスチックも積極的に用いており、これによって重量はもちろんのことノイズや振動も低減するそうだ。

ニューヨーク・モーターショーでディスプレイされているのはアメリカ用スペックで、製造はアメリカのジョージア州で行われるとのこと。

一方、英国に輸入されるモデルは韓国で組み立てられるそうだ。

アメリカでは3種類のガソリン・エンジンが用意されるものの、英国では1種のみ。現行モデルが使用する1.7ℓディーゼル・ユニットとなる見込みである。

しかし、エンジンそのものは減量しており、CO2排出量も122-126g/km程度に低減しているとのこと。

英国での販売は2015年末からとなる可能性が高く、トリム・レベルは先代同様3種類が用意される見込みだ。

アメリカ仕様には、アラウンド・ビュー・カメラ、アダプティブ・クルーズ・コントロール、自動エマージェンシー・ブレーキ、ブラインド・スポット・モニター、ダイナミック・ヘッドライトが組み合わされる。

これらのうちから数点か、あるいはすべてが英国仕様にも組み合わされるはずである。

今年のジュネーブ・モーターショーでデビューしたスポーツスペースを元にしたオプティマ・エステートの公開は今年末の予定。つまりフランクフルト・モーターショーとなることが濃厚だ。したがって販売開始は2016年の後半になる見込みである。

▶ 2015 ニューヨーク・モーターショー

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