「鉄仮面」に惑わされるな!? ヒョンデの末弟「コナ」は、小さくてもハイレベルの実力派

公開 : 2024.04.12 11:05

ヒョンデの日本導入最新モデル「コナ」。どんなクルマなのでしょうか? 試乗して確かめます。

もくじ

ヒョンデ第3のモデル、どんなクルマ?
コンパクトでも見劣りしない充実装備
誰でもすぐになじめるクセのない使い勝手
装備に感じる「おもてなし」 日常の相棒にしたい1台

ヒョンデ第3のモデル、どんなクルマ?

AUTOCAR JAPAN sponsored by Hyundai Mobility Japan

2022年の日本市場への再参入以来、着実に存在感を強めてきている韓国のヒョンデ。今回は昨年秋に日本導入が発表された最新モデル、コナに試乗することができた。

ヒョンデ コナ ラウンジ:全長×全幅×全高=4355×1825×1590mm、ホイールベース=2660mm。

クロスオーバーSUVスタイルのコナは燃料電池車のネッソ、5ドアハッチバックのBEVモデル、アイオニック5に続くヒョンデ第3の日本導入モデルとなる。ちなみにグローバルにおけるコナはICEやハイブリッドモデルも用意されているが、日本市場ではBEVのみの展開となっている。

モーター最高出力:204ps/5800-9000rpm モーター最大トルク:26.0kg-m/0-5600rpm。

丸みを帯びたコナのボディはBセグメントに属し、日産リーフやBMW iX1よりもひと回りほどコンパクトなサイズ感。駆動方式はFFとなっている。

コナのラインナップはエントリーグレードのコナ カジュアルからミドルグレードのコナ ボヤージュ、そして今回試乗したコナ ラウンジの3種類。最上級モデルのラウンジではAピラーからルーフにかけてブラックアウトされたスタイリッシュなモデル、コナ ラウンジ・ツートンを選ぶこともできる。

ホイールベース内の床下に搭載されているリチウムイオンバッテリーは、カジュアルが48.6kW、ボヤージュとラウンジが64.8kW。モーターの最高出力はカジュアルが135psで、それ以外のモデルは204psとなっている。

一充電走行距離はWLTCモードでカジュアルが456km、ボヤージュが625km、そしてラウンジが541kmと、ボディサイズに対して十分な数値が確保されていることになる。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。BMW 318iコンパクト(E46)/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川亮輔

    Ryosuke Ogawa

    1986年生まれ。幼少期から父親の影響でクルマに惹かれている。独身時の愛車はシボレー・コルベットC5 V8 5.7Lのミレニアムイエロー。現在はレンジローバーV8 5.0L(3rd最終型)に家族を乗せている。2022年、SNSを通してAUTOCAR編集部の上野太朗氏に発掘される。その2日後、自動車メディア初仕事となった。instagram:@ryskryskrysk

ヒョンデ コナとアイオニック5に一気乗りするチャンス

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