レクサス LSのニュース/新車情報/試乗記
レクサスLSは、レクサスのフラッグシップ・サルーンだ。LSとは、「Luxury Sedan(ラグジュアリー・セダン)」の略であるという。 トヨタは北米市場を中心に、メルセデス・ベンツやBMW、そしてアメリカのキャデラックなどに対抗しうる高級車を販売するために、1989年にプレミアム・ブランドの「レクサス」を興す。ブランドと同時に発表されたのが、フラッグシップ・サルーンのLSと、FFセダンのES(日本名:カムリプロミネント)だった。 「源流主義」と呼ばれる、振動や騒音の発生源を追求して原因を元から絶つという妥協なき開発の結果、静粛性と乗り心地に優れ、クオリティの高い初代LS(レクサス)は北米でも日本でも人気モデルとなった。 LSは1994年に2代目、2000年に3代目、2006年に4代目、そして2017年に現行型の5代目へとフルモデルチェンジを重ねる。日本では2005年からレクサス・ブランドを展開したので、4代目からはセルシオではなくLSとして、レクサス店で販売されるようになる。 パワートレインには初代からV型8気筒エンジンが搭載されているが、4代目からはハイブリッド車も設定されている。だが現行型の5代目では、3.5L V型6気筒ツインターボと3.5L V型6気筒+モーターのハイブリッドのみの設定となっている。