廃車の天国 米巨大ジャンクヤードで見つけた「お宝」 40選 後編 日本車も多数発見
公開 : 2024.08.24 18:25
ジャンクヤード探訪記シリーズ。今回は米ミネソタ州の広大な敷地で、何千台も並ぶ古いアメ車、欧州車、日本車の中から特に興味深いものを写真に収めてきた。日本車のリバッジモデルも多く見られた。
もくじ
ー三菱コルディア
ービュイック・スペシャル(1962年)
ーリンカーン・コンチネンタルMkV
ーキャデラック・カテラ
ーメルセデス・ベンツ240D
ーボルボ240
ークライスラー・ルバロン
ーダッジ・チャレンジャー
ープリムス・チャンプ(1981年)
ーアウディ5000
ーAMCグレムリン
ーナッシュ・ランブラー・クロスカントリー
ーダッジ・コンクエスト(1985年)
ーフォードF100
ーAMCホーネット
ーランブラー・クラシック(1962年)
ーオールズモビル98(1973年)
ーフォードLTD IIスクワイア(1977年)
ーポンティアック・テンペスト(1963年)
ーホンダ・アコード
ービュイック・ランデブー
ーダットサン280ZX
三菱コルディア
(翻訳者注:この記事は、『廃車の天国 米巨大ジャンクヤードで見つけた「お宝」 40選 前編 日本車も多数発見』の後編にあたります。)
クライスラーは三菱に出資しており、三菱車を米国市場向けにリバッジして輸入していた歴史がある。しかし、コルディアは三菱が直接輸入していた。1982年から1990年にかけて生産されたコンパクトなハッチバックで、量産車としては初期に電子インストゥルメント・パネルを採用したモデルである。
ビュイック・スペシャル(1962年)
外観的にはいくつかの問題があるが、この1962年型ビュイック・スペシャルは構造的には素晴らしい状態である。1962年型はV6エンジンを搭載した初の量産米国車であり、0-97km/h加速12.8秒と、V8バージョンより3秒も遅かった。この個体のボンネットの下には何が隠されているのだろう。
リンカーン・コンチネンタルMkV
全長230インチ(約5.8m)のリンカーン・コンチネンタルMkVは、フォードが販売した史上最長の2ドア・クーペの称号を持つ。この写真では、その巨大さが際立ち、下にある1980年代半ばのタウンカーを小さく見せている。
高級クーペとして1977年から1979年にかけて生産された。
キャデラック・カテラ
ドイツのゼネラルモーターズによって生産されたキャデラック・カテラは、オペル・オメガのリバッジモデルで、英国製の3.0L V6エンジンを搭載している。1996年から2001年にかけて販売されたが、売れ行きは芳しくなく、出荷されたのはわずか9万5000台だった。価格は2万9995ドルで、アキュラ、BMW、インフィニティ、メルセデス・ベンツなどの高級輸入車に対抗するために用意されたエントリーモデルのキャデラックであった。
メルセデス・ベンツ240D
この角度から見ると、メルセデス・ベンツのW123型セダンがスクールバスの列を飛び越えようとして失敗したように見える。このようなスタントに挑戦するなら、240Dは選ばれるべきクルマではないだろう。ディーゼルエンジン車の240Dの最高速度は140km/hで、0-97km/h加速に22秒かかった。
ボルボ240
スクールバス・ジャンプに挑戦するなら、1980年代後半のボルボ240の方が少しはマシだろう。その4気筒ガソリンエンジンなら0-97km/h加速で約13秒という加速性能を持っているし、着地に失敗しても、残骸から生きて帰ってこられる可能性がかなり高い。
背面のスウェーデン国旗とデンマークの登録コードステッカーに注目。