シボレー・コルベット・スティングレー vs ジャガーE-タイプ vs トヨタ2000GT(2)
公開 : 2017.09.27 21:00
(1)のシボレー・コルベット・スティングレーはご覧になりましたか? こちらではジャガーE-タイプをトライします。優雅で、のびやかで、つややかである様が伝われば、言うことはありません。
もくじ
ー お金で買える「速すぎるクルマ」
ー JDクラシックスが仕上げた試乗車
ー 信じられぬ柔軟性 思わず、うっとり
ー ジャガーE-タイプ S1 FHCのスペック
お金で買える「速すぎるクルマ」
ジャガーE-タイプの場合、筆者はとりわけクーペの方を選びたい。
ジャガーのボス、ウイリアム・ライオンズと、空力部門のマルコム・セイヤーが作り上げたボディラインは、一挙に優れた空力特性とセクシーなラインの両方を手に入れた。一目見れば単なるクーペだと認識しかねないが、実際に自らの目で見た際の、得も言われぬ優美さは1961年のジュネーブショーから実に53年が経った今でも全く色褪せることはない。

恐ろしくなめらかなスキンの下には、やはり名声に値するだけの技術を見て取れる。モダンなモノコック、ツインカムのストレート6、四輪が独立したサスペンションなどがその代表だ(挙げればきりがない)。
しかしデビュー当初の3.8ℓエンジンは、モス製の古典的なシンクロメッシュ無しの4速ギアが組み合わされていた(4.2ℓのジャガー・オリジナルのギアボックスが組み合わされたのは1964年のこと)。

もしかするとロードテスト用に特別なチューニングが施されていたのかも知れないけれど当時の0-100km/hタイムは7秒以下、最高速は241km/hと言うことになっている。
当時としては恐れ慄く数値であるということは言うまでもない。超高級車というよりもむしろ、お金で買える「速すぎるクルマ」だったと言うのが当時の人々の印象のようだ。
もっと深堀り
シボレー コルベット 関連記事
『シボレー・コルベットZ06』一部改良で安全装備追加と新色導入 パーソナライゼーション・オーダーも期間限定で受付開始
深みと濃厚感を持つ赤いボディ シボレー・コルベットに日本限定15台の『V8ツアラー』登場 コンバーチブルがベースのグランドツアラー
2019年に歴史的変革を受けたC8世代『シボレー・コルベット』は今も進化中 伝統の称号『Z06』が持つ価値とは
シボレー・コルベットがマイチェンでコクピット刷新 アメリカ建国250周年限定車も登場
完成度は歴代最高! シボレー・コルベット E-レイでスコットランドへ(2) 製造品質はドイツ水準 初めて欲しいと思った
歴代初の四輪駆動&ハイブリッド シボレー・コルベット E-レイでスコットランドへ(1) 嵐の中で感じた扱いやすさ
おすすめ記事
| 2026.10.31 | ビーチバギー級の成功もありえた? ポルシェ・タイプ597「ヤークトワーゲン」(2) 現存は50台以下 カルマン製ボディの高品質 |
| 2026.10.31 | エンジンは356用1.5L ポルシェ・タイプ597「ヤークトワーゲン」(1) 妥協許さぬ設計の過剰性能 水に浮かぶオフローダー |
| 2026.10.31 | 機能美を追求したシエラRSコスワースから復活のGT、大反響の現代版ブロンコまで デザインが秀逸なフォード車 40選(後編) |
| 2026.10.31 | ル・マンを制した伝説的な名車GT40、活躍を封じられた幻のRS200も デザインが秀逸なフォード車 40選(中編) |
| 2026.10.31 | デザインが秀逸なフォード車 40選(前編) 黎明期のシンプル・イズ・ベストなモデルTから華麗なスポーツカーまで |
| 2026.10.31 | ラグジュアリーの限界を超えたモデル『レンジローバーSVウルトラ』日本初公開! 11月3日まで開催中のデザインアート・トウキョウ2026にて展示 |
| 2026.10.30 | 使えるEVがいよいよお手頃価格に ヒョンデ・アイオニック5【UK中古車ガイド】 レトロモダンな堅実ファミリーカー |
| 2026.10.30 | 受賞歴もあるクラシックな『BMW 7シリーズ』 手放すには惜しい博物館級の1台 英国在住オーナーは「一緒に埋葬してもらいます」 |
| 2026.10.30 | 【連載:清水草一の自動車ラスト・ロマン】#44 さよならは突然に!嗚呼、大貴族号 |
| 2026.10.30 | 【新型三菱パジェロを深掘り:デザイナー編】街中でも初代のモダニティは継承! 使いやすさと機能美を両立した『ジャパン・クオリティ』 |
おすすめ
連載
【連載:清水草一の自動車ラスト・ロマン】#44 さよならは突然に!嗚呼、大貴族号
2026.10.30
楽プラだけじゃない!秋のホビーショーで見かけた、塗装や接着剤不要の新世代プラモデルたち【長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:第24回】
2026.10.28
新しい生産方法をCX-5から導入! マツダと矢崎総業がサプライチェーン強靭化 ワイヤーハーネス生産の近場化と自動化目指す【自動車ニュースを読む】
2026.10.27
ジャガーの新型EV『タイプ01』、論争の行方は?【クロプリー英国版編集長コラム/クルマ漬けの毎日から】
2026.10.26
小さな『フィアット・パンダ』、パンディーナにアウトビアンキの車名が復活 先代ランチア・イプシロンの精神的後継車【日本版編集長コラム #105】
2026.10.25

