アルピナB3ビターボ 当時の試乗記、評価は? M3/C63の話も 回顧録

公開 : 2017.12.17 10:10  更新 : 2017.12.18 11:05

AUTOCAR JAPAN誌53号に掲載された、アルピナB3ビターボの試乗記には、とても正直な感想が綴られています。M3/C63の話も興味深い。きっとアルピナが好きになるでしょう。

AUTOCAR JAPAN誌 2007年10月 53号

もくじ

BMWの質を、もうひとつ上へ
M3とB3ビターボ 相違点は
明らかにM3凌ぐ、ひとつの資質
なめらかな乗り心地のキー
番外編 ライバルといえば……

BMWの質を、もうひとつ上へ

ハイパフォーマンスカーの世界は5〜6年周期で、ある決まった話題で持ちきりになる。そしてそのたびに、「次になにが来るのか」を、しばらくのあいだ誰もが固唾を呑んで見守ることになる。

ある決まった話題とは、BMW M3のフルモデルチェンジだ。しかし今回は「次に来るなにか」──すなわち競合車種の動向を待つ時間がいつになく短い。メルセデス・ベンツC63、アウディRS6、さらにレクサスIS-Fまでもが立て続けに送り出されるからだ。

そしてその先兵となるのが、ここに紹介するアルピナB3ビターボである。

言うまでもなく、上記すべてがM3を模したモデルだが、なかでも特に興味深く、できれば真っ先に検分したいと思わせるのがアルピナだ。珍しく本家M3を出し抜き、先んじて発表されたという経緯も、われわれの好奇心をよりいっそう煽りたてる。

ハイクオリティで高価なBMWを、アルピナは長年に渡ってさらにハイクオリティなものへと仕立ててきた。そのアプローチはおおむね成功を収めてきたわけだが、その成功はひとえに歴代のアルピナ仕様に意図的に施されたBMW車とは異なる味付けによるものだ。

よりソフトなフィールを持ち、ギアボックスもATのみであることが多かった。だが、アルピナ仕様がMモデルより遅いクルマだった例はめったになく、特にトップスピードに関してはほとんどのモデルで圧倒してきた。理由は両者の会社の規模にある。

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